霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

新しい雛を調達

2024-01-20 21:09:19 | 家畜
 イタチの被害により卵の供給不足が続くことから、定期購入の春雛とは別枠で
60羽を国見町(福島)の育雛場に注文したのは昨年の秋のことだった。
 首を長くして待っていたところ、今朝になって「用意出来た」との連絡が入り、
早速受取りに向かった。
 ナビも無くETCも使えない軽トラだったので方向音痴の本領を発揮し、先導
に付いて何度か枝道を曲がって到達した育雛場からの帰路を間違え、山道に迷
い込むトラブルに見舞われたものの、往復6時間の行程を経て無事新しい雛を迎
入れることが出来た。

  
 雛を軽トラに積み込む際に、最新の育雛事情等について色々と貴重な話しを
聞くことが出来たのは幸いだった。
 また、春雛は50日雛だが今日の雛は150日雛なので2~3週間程度で卵を
産み始めるとのこと。
 多少単価は高くなったが採卵時期が早い方が我が家にとっては有難い。

 写真は、帰路の白石ICから見た雪の蔵王。
 往復の高速代は1万円を覚悟していたが、その半額で済んだ。
 軽車両と休日割引きの恩恵に浴することが出来たようだ。
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堆肥搬出と散布

2024-01-19 21:55:40 | 家畜
 午後の半日は鶏舎からの堆肥搬出に充てている。
 鶏舎内には重機が入れないので人力でマニュアスプレッダーに積み込むが、
ローラーを活用してはいるものの体力的に負担の大きい力仕事で、息を切ら
ながらの作業となっている。
 急いでいる訳でも無いのに「息が切れる」のは堆肥の入った重い箱を持ち
上げローラーに載せる作業の繰り返しで、照ノ富士を破る金星を挙げ若元春
がインタビューで息を弾ませていたのにやや似ている。
 筋力、視力、脚力それに動きの衰えも加わり体力は年々低下の一途辿るが、
「筋力低下を防ぐ一助に」との思いで取り組んでいる。



 
 一旦雪で覆われた畑に一昨日から堆肥を撒いているが、カラスの大群が
連日押し寄せて来ていた。
 カメラを構えたら200羽近くのカラス達は一斉に飛び立ってしまった。
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イタチ対策

2023-12-06 20:48:16 | 家畜
   イタチに三度も襲われ若鶏100余羽が命を落とした。
   三度とも腰板をよじ登って金網を破り侵入したものだった。
   二度目の被害の後、鶏舎を電気柵で囲ったがイタチには通用しなかった。



(東側)


(南側)
(西側)
 棟梁さんのアイデアで腰板をトタンにして高くすると共に金網を太い丈夫
ものに張り替えた。
 鶏舎全体の日当たりと風通しが悪くなることから、西側のサッシ窓も金網で
覆い、冬場以外は窓を開けることが出来るようにした。 
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二度あることは三度ある

2023-11-25 20:54:35 | 家畜
 金網の穴を塞ぎ電気柵で囲って完璧かと思っていたイタチ対策に抜け穴が
あったらしく、昨夜、別の部屋の金網が破られ三度目の被害に遭った。
  1回目49羽、2回目29羽、そして今回は26羽で、この5月末に納入され
8月末から本格的に採卵が可能となった120羽の大半を失ってしまった。

   このままでは産直への供給責任を果たせなくなることから以前取引のあった
福島の育雛場に連絡し、新しい雛を調達することにした。
  それでも、納入時期は早くとも1月以降とのことなので、現有勢力で来春まで
凌ぐ必要がある。


   今朝、前回と同様に棟梁さんに来て貰って対策を協議した。
  そして、太い金網に張り替えるだけでなく、腰板を今の倍の高さにすると共に
外側をトタン張りにしてイタチが滑ってよじ登れないようにすることにした。
  その工事は来月上旬となるので、穴を空けられた金網には応急措置を講ずる
とともに、電気柵の支柱の位置も変え「抜け道」の解消を図った。
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鶏舎

2023-11-18 20:31:52 | 家畜
 イタチの被害を受け、鶏舎の金網を太いものに張り替えるつもりで棟梁さん
にも来て貰ったが、太いものに替えたとしても万全とは限らない。
 また、張り替えたとしても5年ぐらいで腐食してしまうことから、今回は部分
補修のみで全面張り替えを延期し、その分、電気柵を三重線で囲うことにした。
 そうすることによってイタチのみならずクマ対策にもなるものと考えた。


   二部屋に分かれていた同期の仲間が73羽も居なくなったことから一部屋に
統合することにした。
  鶏は感情とは無縁なのか、仲間を失っても何事も無かったかのように水を
飲んでいた。
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