霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

手打ちうどん

2011-02-09 17:46:57 | 家族
一人暮らしをしている母の87歳の誕生日祝いに久し振りに「手打ちうどん」を作った。
手打ちうどんは母方の祖父が大好物で、自ら粉を煉って打っていたのを子供の頃に何度も見かけたことがあった。
その血をひいた母も好物でよく作ってくれ、貧しかった子供の頃は数少ないご馳走のひとつとなっていた。


(「思い出の味」を一緒に味わって貰おうと市内に住む叔母達にも母の家に集まって貰った。平均年齢82歳)

自家生産の蕎麦や小麦を使って手打ちの蕎麦やうどんを作るのは田舎暮らしの「豊かな食生活の象徴」と思っていたにもかかわらず、仕事に追われて作る機会が殆んど無い状態となっていた。

久し振りの味に「ヤッパリ美味しいなぁ」と何度も言いながら歳も考えずに御変わりまでする母を見て、何処かに吹き飛んでしまっていた「初心」に帰り、「もう少し頻繁に手打ちに挑戦しよう」と思った。
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