「干し場」の用意が出来て、ヘソ大根作りが本格化している。
茹でる量が半端ではないので、大釜を使って一日4回繰り返す。
茹で上がった大根は冷たい水に晒し、翌日「串刺し」と「吊るす」作業を行う。
従って、釜茹では「一日置き」に行っている。

外に設置した即席の竈は、間口が狭いため太い薪は使えない。
山で木を伐採した際、薪として活用するには細過ぎるものの、かと言って廃棄する
には勿体無い太さの枝木は、長目に切って竈で活用するようにしている。
長いため竈の中には全部入り切らないので、火炎が外にはみ出すことも少なくないが、
雪に囲まれた屋外なので火事の心配はない。