就職して都市で暮らすようになってから故郷の新緑、紅葉、それに季節の
移ろいと共に変化する山々の景色等々の自然を懐かしく貴重なものとして
感じられるようになったと記憶している。
しかし、 そんな素晴らしい景色も子供の頃は何の感情も抱かぬまま「当たり
前のもの」として眺めていたような気がする。
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先日開催した同級会に地元在住者の参加者が少なかった理由を尋ねられた際、
「長く地元で暮らしていると自然環境の素晴らしさに気付かないのみならず子供
時代の仲間さえ懐かしく感じられないのかもしれない」と答えていた。
それが妥当な見解かどうかは分からないが・・・。