現在もロシアとウクラナイ、イスラエルとパレスチナ等で戦争が続いて
いるが、 世界の歴史を振り返ってみるといつもどこかで「戦争」が繰り
返えされ尊い命が奪われている。
5000万〜8000万人が犠牲になった第二次世界大戦の教訓も「喉元過ぎれ
ば熱さ忘れる」状態になってしまったかのようだ。
それに輪をかけて地球温暖化による異常気象、災害の多発、食糧危機等々
で「人類滅亡の危機」が刻々と現実化しつつあるように思える。
(東京暮らしの次男がキャンプ場で撮った富士山を送ってくれた)
以下、今朝の毎日新聞「余禄」の後半部分を引用する。
ウクライナとパレスチナで民衆を巻き込んだ戦闘が続き、日本でも
「新しい戦前」が流行語になった。
多くの犠牲をもたらした過去の戦争の歴史を学ぶことは今を考える
ためでもある。
「一将功なりて万骨枯る」。
戦乱で苦しむ民を思う晩唐の詩人、曹(そう)松(しょう)の漢詩
から生まれた成句である。「黄巣の乱」というから1200年近く前だ。
民間人の犠牲を顧みず、軍事行動に突き進む指導者たちの姿につく
づく人間の進歩とは何かと考えさせられる。