霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

同級会のスピーチ

2023-12-01 20:42:21 | 仲間
  明日開催予定の同級会の一次会は「飲食無し」で個々人が近況等々を披歴し
 合うことをメインにしている。
  5分間で70年余を振り返るのは容易なことではなく訴求点を絞り込む必要
 があるかと思われるが、6年間同じ教室で暮らした級友達がどんな人生を歩み、
 どんなスピーチをするの大変興味深い。
  一方、私は「早口で何を言っているか分からない」と酷評されるのが定番
 なので予め原稿を用意し、それを読みながらゆっくり話すつもりでいる。 
  「欠席者が泣いて悔しがるような楽しいクラス会」とするためにも、率先
 して明るい話題を提供しなければならない。


  (写真もタイムスリップして「明るい夏空」とした)

            me too      
                                   
   高校時代、物静かで優しい女性に巡り会って心を奪われ「結婚相手は
  この人以外に無い」と決断し、彼女に自分の人生のすべてを掛けること
  にしました。
   そのため大学進学を諦め、苗字を捨て、それまで大切に守り続けてい
  た童貞も捧げて21歳で結婚しました。

   そして、17回もの転勤に伴う転居生活後に「実家に戻って農業をやり
  たい」という妻の意向を受け、会社を少し早めに退職し、貧乏農家の経営
  を立て直すために農業に転身し、現在も現役バリバリの百姓です。

  「人の行く裏に道あり花の山」この言葉は千利休の名言で、相場の格言と
  しても有名な言葉です。
   過疎化、高齢化、後継者不足で衰退する一方の「農業(命の産業)」を
  立て直すことが今の私のライフワークとなっています。

   これまでの人生を振り返ると、地位や名誉やお金に全く無縁であった
  ばかりか失敗や挫折の繰り返しでしたが、唯一の自慢は「憧れの女性と
  結婚出来たこと」に尽きます。
   結婚して既に53年が経過していますが、未だに新鮮なラブラブ状態が
  続いています。
   英米では「I love you」と夫が囁けば、妻は「metoo」
  と答えるのが朝夕の挨拶代わりと聞いていますが、私も毎日のように妻に
  「愛しているよ」と囁いています。
   しかし、一方的な愛情表現に耳タコ状態で辟易としている妻は「ハイハイ
  ご苦労様」とか、「そんなことはどうでもいいから早く外に出て仕事して」
  と素っ気ない対応を繰り返し、時には「口ばっかりで行動が伴っていない」
  と批判することさえあります。
   しかし、それもこれも英語に意訳すれば「me too」になるとものと
  私は受け止めています。 
コメント (2)
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