「お別れ会」は夕方6時からだったので、仙台で今も現役で頑張っている旧友達
とロイヤルホスト根岸店で昼食会を開くことになった。
奥様同伴のO君は3年振り、M君とは6年振りだったが特段ブランクを感じるこ
ともなく近況等を語り合っている内に高校時代にタイムスリップし、いつものよ
うに「言いたい放題」の愉しいひと時となった。

一昨年の秋、妻が破傷風で命を失いかけたことを話題にしたらO君が「あまり
酷使し過ぎたためではないのか」と心配し、続けて「もし、千代ちゃんが死んだ
ら(手を広げた農業を)どうするつもりだったの?」と予期せぬ質問を投げかけら
れた。
咄嗟に「(恋女房が死んだとならば)後追い自殺しかないでしょう」と胸を張っ
たら、一瞬の静寂後、隣に座っていた妻も含め一同大笑いとなった。