霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

稼ぎ頭

2007-07-16 21:23:32 | 野菜
ジイチャンとバアチャンは毎朝収穫したシソの葉を、30枚単位に束ね塩漬けにする仕事に精を出している。
納入先のお菓子屋さんが定期的に集めに来るので、「売る」心配をする必要がないのがこの仕事の強み。
それに「品薄」という追い風もあって、今年から納入単価が大幅にアップしている。
二人がシャカリキになって頑張っているのも偶然ではない。

五月末から始まったこの仕事、シソの葉が収穫可能な九月中旬まで続く。
この間、我が家の「稼ぎ頭」は産直に出荷しているオバサンでもなければ給料取りの息子でもない。
この仕事を仕切っているバアチャンがダントツの一位で「稼ぎ頭」となる。



写真は、五泊六日の「援農」を体験した後、14日に奥様の待つ八戸に帰って行ったKさんが撮影したもの。
Kさんもこの仕事にチャレンジしたが、30枚単位に数えるのが結構シンドイとの感想を漏らしていた。
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クラス会

2007-07-15 20:46:09 | 思い出
予定したメンバーが全員参加してクラス会を無事に終えることができた。
飲食代も酒飲みが少なかったせいか予算よりも少なく済み、更には予期せぬ寄付なども有つたので、集めた会費が大分残ってしまった。
それを活用して四月に癌で亡くなったクラスメイトのMさんにお花を届けることにした。

半分近くが遠方からの参加で帰り足や宿の心配をしていたので、次回からは宿泊付きで温泉で開催した方が参加し易いのではないかと思われた。



青森の三沢に住んでいるK君は55歳で退職後に彫金をビジネスとして営んでいるが、今回の出席者全員に名前入りの素敵なストラップを作ってプレゼントしてくれた。
K君はクラス会開催のたびに、絶大な協力をしてくれている。
前回は、母校の写真と校章入りのCDにスナップ写真を収めて送ってくれた。
このようなクラスメイトを持てた事は本当に幸運だった。
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虫害 その二

2007-07-14 12:50:36 | 生活
「男も虫も寄りつかない女」を自認していたオバサンが珍しく被害を蒙った。
目頭を蚊に刺され赤く腫れ上がってしまった。
今日は高校のクラス会があるというのに何というタイミングの悪さ。
「お岩さんのような顔では皆がビックリしてしまうので出席は諦めた方が良いのでは?」とアドバイスしたら、「顔なんて関係ない」と意に介さず極めて強気の姿勢。
女にとっては「顔が命」と思いきや、そうではない人種も存在するようだ。
「女は弱し。されどババァは強し!」

40年振りとなる旧友も参加する今日のクラス会。
集まったメンバーが変わり果てたオバサンの顔を見て、どんなリアクションを示すか楽しみだ。



クラス会開催を直前に控え、幹事役としては参加者23名がドタキャン無しに全員出席することを祈っている。
会費の範囲内で遣り繰りするのも幹事の腕の見せ所だが、ドタキャンは収支計画を狂わせる元凶となる。
気掛かりなメンバーが一~二名居るが、ここは「信じて待つ」しかないと思っている。

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虫害

2007-07-13 22:40:52 | 
農作業をしていると蚊、虻、ハエに刺されることが多い。
虫たちも美味しい血を知っているらしく、オバサンには行かずオジサンを集中攻撃する傾向がある。
汗に混じって出るアルコールの臭いに集まってくるのかもしれない。

今日の午前中、Kさんと昨日に引き続き「手取り除草」をしていた。
雨という天気予報が外れ薄日が差す天気となったが、何故かハエが多かった。
虻や蚊もそうだが、ハエも薄手の作業着の上から平気で刺してくる。
面の皮の厚い(?)Kさんは身体の皮膚も厚いのか殆んど気にせず作業に没頭していたが、オジサンは背中や腕を刺される度に感じる刺激的な痛さに閉口してしまった。暫くして痛さが和らぐと今度は逆に無性に痒くなるから始末が悪い。
泥だらけのゴム手では掻く訳にも行かない。

編み目がきめ細やかなワイシャツだと虫刺されを防止できるが、数着しか用意できていない。
クリーニング済の立派なワイシャツは何着もあるのだが、それを農作業用に払い下げる決断が未だ出来ていない。
その決断ができたら「一人前の百姓」になれるような気がするのだが…。



門口にあるアジサイが美しさの競演をしている。
明日以降も順次紹介して行きたい。
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援農

2007-07-12 19:23:15 | 
「困り者さん」こと八戸のKさんが「援農」に来てから四日目。
今日から本格的な農作業に入った。
「♪米とゆう字を分析すればよ~ 八十八たびの 手がかかる~ お米一粒 粗末にならぬ 米は我らの親じゃもの~」
と米節(宮城県民謡)に歌われている米作りで、多分一番大変だと思われる四つん這いになっての「手取り除草」を体験して貰った。

腰と膝に爆弾を抱えているにも関わらず、六時間かけて五列の畝の除草を最期までやり遂げた。
多分明日の朝は、腰が立たなくなるのではと心配している。



それにも関わらずこのお方はやや「向こう見ず」なところがあり、オジサンと一緒に夜のバドミントンの練習にも参加したいと言い出した。
気持ちは若いが昭和18年生まれのジジイ。
「年寄りの冷や水」のそしりを免れないような気もするが、ここは本人の意思を尊重するしかない。
バドミントンで再度汗を流した後、オバサンの手料理を酒の肴に、天国に行ってもらわねばなるまい。



田んぼの除草に関心が向いている間に、アスパラ畑は雑草の海に変わっていた。
無農薬栽培では、どうしても手が回らなくなってしまうのが実態だ。
その意味でもKさんのような応援は大変有り難い。

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