雨

予報どおり朝から一日中雨となった。
「援農」に来ている「困り者さん」は、一昨日はゴルフ、昨日は栗駒山登山という主目的（？）を済ませ、いよいよ今日から農業を実体験できると楽しみにしていたが、生憎の雨となり止むを得ず昨日収穫した梅の選別をしてもらった。

昨夜は渇いた喉にビールが美味しかったが、今日は汗をかかない仕事となり、お腹は空かない喉も渇かないという寂しい夜を迎えてしまった。

今夜には雨もあがる予報なので、このストレスは明日の仕事で解消するしかない。



栗駒山の湿原で「困り者さん」が撮って来たワタスゲ。
花とは違った趣があって興味深い。

梅

都会暮らしの人達は、「梅の花」と「梅干」は見たことがあっても、木に生っている梅を見たことが無い人が多いのではないか？
そんなことを心配して梅を採る前に撮影しておいた。



天気予報では明日から当分雨の日が続くという。
梅は雨の日に採ると実が割れるらしい。
そんなことから、「本日中に梅を全部採るように」とのオーダーをオバサンから受け、半日かけて梅モギに精を出した。

少しでも多く梅干にし、産直で販売しようというのがオバサンの腹積もり。
それに応えようと、我が家の梅の木だけでなく、事前にもらう約束していた親戚の梅の木からも採って来た。



一本から買い物籠で３個分も採れる木もあった。
木が若いと実をつけるエネルギーも大きいようだ。

これらの梅は赤シソの葉で真っ赤に染められ、それを天日干しすると更に色が濃くなる。
それをまた写真に収めて紹介したい。

困り者さん

いつもブログにコメントを入れてくれる青森県八戸市在住の「困り者さん」ことＫさんが、新鮮な魚をお土産にはるばる一関まで遊びに来てくれた。
表向きはゴルフに来たことになっているが、実際の狙いは「農業を実体験したい」という密かな願望の実現にあった。
農業は人手がいくらあっても足りない状態なので、このような「援農」志願者は大歓迎。



今日はその歓迎会として、昼はオジサンも一年振りにゴルフクラブを握りＫさんのお供をした。
相変わらずドライバーの飛距離は凄く、並の年金生活者とは違うところを見せてもらった。
これだけの飛距離を出せるのであれば、腰も丈夫そうなので「手取り除草」要員として十分に活用できそうだ。



夜は、八戸直輸入の新鮮なイカと天然物のホヤを酒の肴に大いに盛り上がった。



一関ＣＣは車で10分弱の所にある。写真は順に西コース一番のＫさんのティーショット、八番のパーバット、九番ロングの三打目パーオン狙い。
但し、スコアはオジサンはもとより、Ｋさんも敢えて紹介するようなものでは無かった。

今日も快晴

今日も素晴らしい天気。
農作業日和だが、午前中はバドミントン大会に参加した。
一関では初級者が大会に参加する機会が皆無に近いといつも不満に思っていたら、初級者を対象とした大会を開催する志のある人が出て来た。

スポーツ振興のためには、上級者を対象とした大会だけではなく、このような裾野を広げる取り組みも大切なこと。
今回は初めての試みだったため参加チームが少なかったが、認知度が高まれば参加者が増えることは間違いないものと思われる。



午後は、「手取り除草」を急がなければならなかったが、さすがに三試合を戦った後ではその元気がなかった。
今年二回目となる畦道等の草刈りが始まっているので、そちらを夕方まで頑張った。



夕焼け空に栗駒山のシルエットが美しかった。

快晴

久し振りの好天の中で「手取り除草」を継続している。
一枚の田んぼの片道で二時間程度かかると試算していたが、コナギのグリーンベルト地帯となっている所も多く、その倍の時間がかかっている。
勿論、一日中こんな仕事をしていたのでは身体が参ってしまうので、細切れに他の仕事も織り交ぜながら取り組んでいる。
こうしてみると除草剤を離さない農家の気持ちも分からないではない。



「快食、快眠、快便」は健康のバロメーター。
百姓にとっては、それに「快晴」が伴えばそれ以上に望むものは何も無い。