安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
飼料用米の制度は我が家のように鶏を飼っている農家にとってはたすごく有難い制度となっていた。
しかし、米価の下落と共に飼料用米を作付する農家が増えるに連れて仕組みが変化しつつある。
以前は自己管理で四半期に一回使用状況を報告するだけでよかったが、昨年から検査が義務付けられるようになった。
検査のために検査施設に持ち込まねばならず、その時間と労力が大きな負担となっている。
また現場の検査官等が「飼料用米の検査」に未だ習熟していないこともあり混乱も生じている。
飼料用米の入った紙袋に写真のようなスタンプを押して貰うための作業(従来は自分で手書きしていた)が負担となる
だけでなく、追い打ちをかけるように検査手数料が大幅アップするという噂もある。
生産者にとってこのような制度変更は「サービスの低下」以外のなにものでもない。
何よりも、老化が進むにつれて体力の衰えを感じている身にとって30kgの米袋を何度も「積んだり下ろしたり」が
一番こたえる。
自家利用の場合は「出張検査」をして貰えると有難いのだが・・・。
量販店の担当の説明によると「ウインドウズ10を使い始めてからトラブルが発生しているユーザは多い」
とのことだった。
しかし、私のPCは10を使い始める前にも一度「立ち上がらなくなった」ことがあったので、OSの問題ではなく
ハード面を心配した。
案の定、量販店にPCを持ち込んで診て貰ったら6個あるUSBの内2個しか使えなくなっていた。
そのために外付けマウスや外付けのデータが使えなくなり、接続している二つのプリンターも使えなくなって
いたものだった。
急いで明日までに完成させなければならない重要な資料があったので、新しいPCを購入することにしたが
「明後日にならないと使えない」ということなので、マウスを使うと一個しか残らないこれまでのPCでUSBを
何度も差し替えながら資料を作ることになった。
夫がそんな処理に追われている間に生産部長は昨日初めて挑戦し、二日目を迎えた田んぼの「秋堀り」を
精力的にこなしていた。
写真は昨日掲載出来なかったトラクターを運転する生産部長の「晴れ姿」。
今日はトラブルが三つも続く大変な一日となった。
一つ目は堆肥を撒くスプレッダーの操作誤りで飛ばす羽に大きな負荷がかかり安全装置のピンが
折れてしまった。
幸いそれはクボタの小野寺さんが近くまで来ていたので直ぐに復旧できた。
二つ目は、田んぼの湿地でスプレッダーを牽引するトラクターが動けなくなったこと。
このトラブルは前日もあったこともあり、少々の危険は覚悟の上だったことからバックホーの
助けを借りて間もなく救出できた。
(家の前の大根、白菜畑)
三つ目が厄介だった。何故かPCのカーソルが画面上に出てこず急いで確認したいと思っていたメールを
見ることさえ出来なくなってしまっていた。
量販店に問い合わせたら「ウインドウズ10では同様の事例が時々発生しているので外付けマウスの差し
込み位置を変えてみたら」とのことでその件は簡単に解決した。
ところが、どういう訳か外付けアダプターのデータが活用できなくなり生産部長が初めてトラクター
に乗って耕運する「晴れ姿」の写真を取り込めなくなってしまった。
そればかりか重要なデータや文書を格納していたUSBメモリも使えなくなっていた。
この最後のトラブルは未だに解決せず、復旧は明日へ持ち越しとなった。
トラブルが多かった割には仕事はほぼ順調に進んだが、疲労の色は隠せなかった。
黒豆と茶豆の収穫を終えて大豆の収穫は一旦中休みとし、仕事の中心は
畑は小麦の種蒔きの準備、田んぼは「秋堀り」となる。
双方とも事前に堆肥を撒く必要があるので少し時間がかかりそうだ。
(いつの季節でも「早朝の景色」は美しい。今朝は空の青が素晴らしかった)
それでも小麦の播種は10月末前後に済ませたいし田んぼは次の雨が降る前に済ませたいと
思っている。
しかし、理想通りに進む可能性は極めて少ない。
大豆の収穫は黒豆から茶豆へと順調に進んでいる。
一番多い青豆も間もなく収穫適期に入る。
軒下や庭には収穫して来た大豆を並べているが、乾燥した順に脱穀も開始しないと
置き場所がなくなって来そうだ。
稲刈り後「晴天続き」となっていたことから田んぼもかなり乾いて来ている。
しかし、まだ堆肥撒きができる段階までには至っていない。
11月になると雨が多くなるのでその前に堆肥撒きを済ませたいが、今は
そのタイミングを見計らっている。