安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
金、土と身体に負担のかかる仕事は避け、満を持して臨んだダブルス大会だったが、
明暗を分けたのは例によって自分のイージーミスだった。
予選リーグを二勝一敗で通過し、決勝トーナメントの準決勝はフルセットにもつれ込んだ。
勝負を決する三セット目、序盤で9対1と一方的にリードしたまま、相手のリターンが
ネット際に上がる絶好のチャンスを迎えた。
しかし、相手の戦意を喪失させる「強烈スマッシュ」を決めるつもりが、功を焦ってやや
タイミングがずれネットに引っ掛けてしまった。
この超イージーミスで、死にかけていた相手が息を吹き返し、流れが完全に変わってしまった。
そして、同点に追いつかれ、その後の競り合いにも負け、決勝進出には至らなかった。

(女子一部リーグに出場したフォルティシモのペア)
結局、三位決定戦でも負けてしまったが、自分としては五試合も愉しめたので十分に満足出来る
一日だった。
しかし、初めてペアを組んだIさんは大いに不満だったらしく、試合後に「オレがもう一人いな
ければダメだ」と周囲に嘆いていた。
図星だけにグサリと胸に突き刺さったが、帰路の車を運転しながら、来年の大会までに
「もう一人のオレに近づけるよう頑張ろう」と気持ちを切り替えた。
(蛇足ながら)
12面のコートを使い各部の試合が同時進行なので、フォルティシモの仲間も試合や審判で忙しく、
男子五部に出場した「老体の加齢なプレー」を撮る時間的余裕は無かった。
12月も中日を迎え、いよいよ店頭の餅米が動き出し始めた。
当地では28日と30日に正月用の餅つきを行うのが一般的なので、餅米の需要は
29日まで続く。
産直には1kgと3kg(約2升)の二種類を出しているが、年末は3kgの需要が多くなる
ようだ。
一時的に集中して店頭の在庫が空になることもあるので、産直からのメールを随時
チェックし「在庫切れ防止」に努めている。

庭で、「遅咲きの山茶花」を見つけた。
周囲の花は既に朽ちかかっているにも関わらず、この花だけが燦然と輝いている
ように見えた。
しかし、作詞家吉岡治は「さざんかの宿」でこう表現をしていた。
♭ 赤く咲いても 冬の花 咲いてさびしい さざんかの宿
餅は「田舎の御馳走」で、結婚式や法事の席で餅をふるまうのが定番となっている。
我が家では伝統的に、田植えや稲刈りを終えた仕事の区切りにも餅をついていた。
出来あがった餅は、五穀豊穣の祈願と感謝の意を込め神棚と仏壇にお供えする。

機械化される以前は、田植えも稲刈りも「手作業」の重労働だったので、大きな仕事を
為し終えた「慰労の意味」があったのかもしれない。
多忙を言い訳に年末間近に控えた今の時期まで遅れてしまったが、「こんな年もある」と
いうことで神様と御先祖様には勘弁して貰っている。
雪の下で甘味を増した白菜を収獲したら、運搬車に山盛りになった。
すべて自家消費用に充てるが、当座に使う分を除き新聞紙に包んで軒下に保管し、
必要の都度取り出すようにしている。

白菜の活用先は多岐に亘るが、イチオシは何と言っても「漬物」。
冬場に温かいご飯と味噌汁、それに「白菜の漬物」があれば、他は「オマケみたい
な存在」と言っても過言ではない。
そんな冬が今年もやって来た。
昨日で、後山の赤カブの収獲を終えた。
それを天が見届けたかのように、今朝は10cmほどの積雪となった。
午後には雨に変わったので未だ根雪とはならないようだが、やり残している
「畑の耕起」は暫し順延となった。
よほど好天が続かない限り「今年は無理」かもしれない。

我が家では赤カブを「酢漬け」にして食することが多いが、今年は例年にも
増して美味で、先般の「仙台年金友の会」にも持参し好評だった。
「違いの分かる仲間」を持って嬉しかった。