霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

2020-08-26 21:24:47 | 自然

猛暑下の農作業の敵は「暑さ」だけではない。
刺された瞬間は痛く、時間の経過と共に猛烈に痒くなる「虻との闘い」も加わる。

何匹もの虻に同時に刺されることも日常茶飯事で、いくら追い払っても逃げることもなく襲って来る。

夜になって帰宅し、ようやく虻や蚊の攻撃から逃れ「ホッ」とくつろいだ瞬間、家の中に紛れ込んだ
一匹の小さな虻が獲物を物色しながら飛び回っていた。

外なら諦めもするが家の中で刺されるのは「我慢ならない」ので、ハエ叩きを持って成敗しようと
試みたが、動きが早く捕らえることが出来なかった。

夕食準備中の妻が狙われる可能性もあると思い背中等をチェックしていたら、自分の太腿の内側に
突然違和感が生じ、「お尋ね者」が刺し始めていたので直ぐに手で叩き、ようやく退治することが
出来た。

しかし、既に刺されてしまっていて、傷跡が次第に膨らんで来ていた。
結局、大騒ぎしても「最悪の事態」を避けることが出来なかった。



お盆の時に産直に出荷した花は、ミソハギとオミナエシの二種類の「野の花」だった。
当地ではコガネとも呼ぶオミナエシの取り残しが庭に咲いていた。

この花は繁殖力が強いので、東の畑の土手で増やすことにしている。
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猛暑下の喉の癒し

2020-08-25 19:30:36 | 生活

夏でなくとも早朝の「草刈作り」は大汗をかくことが多いが、猛暑下では尚更のこと。
その喉の渇きを朝からビールで癒す訳には行かないので、「じっと我慢」してお茶で凌ぐ。

そんな忍耐を一日に数度繰り返した後、夜を迎えると大威張りで缶ビールを開け喉を潤す。

そして、ビールの後は「焼酎の水割り」が最近の定番で、5対1の「超薄口」にも関わらず、
2杯程度で「顔が真っ赤」に色づき、天国をさ迷う日々が続いている。


(高森での早朝の草刈り。生産部長はオチョコ一杯のビールで満足する。)

♭ 民衆の酒 焼酎は 安くてまわりが早い (そんな歌が昔流行っていた)

長雨と新型コロナ騒ぎで今年の決算は「赤字」が予想されるが、酒はそんな厳しい現実を
忘れさせてくれる。、
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「徒労」対策

2020-08-24 20:31:29 | 経営

お盆前後に収穫の最盛期を迎える枝豆とトウモロコシが、今年は長雨の影響でほぼ全滅に近い
状態だった。
しかし、日照りや長雨による被害は今年に限った話しではなく、ここ数年続いていて年々影響
が大きくなって来ている。

作柄が不出来でも「収穫までの手は同じようにかかる」のが常だが、今年のように長雨が一ヶ月
も続くと、タイムリーな中耕除草が困難となり、除草対策に倍以上の稼働を要し、しかも、それが
「手遅れ」となり徒労に帰すことも少なくなかった。


(水はけの良くないこの畑は、天気が回復しても機械が入ることが出来なかった)

昔から百姓は「お天道様には勝てない」が相場なので、天候不順を前提とした栽培法に切り替える
時期を迎えていることを痛感している。


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規模拡大と省力化 その二

2020-08-23 21:07:45 | 経営

「規模拡大と省力化」という相反するとも思える命題を背負いながら「生涯現役の晩年」を過ごす
覚悟だが、その命題には「老化の進展に伴う体力の低下」も加味する必要が有る。

加齢と共に「疲れ易く、回復が遅い」という自然の摂理には逆らえないことから、必然的に稼働量は
減少傾向を辿る。
省力化施策として昨日紹介した「草刈り稼働の節減」だけでは不十分で、更なる省力化が求められる。

そこで俎上に挙がったのが「二毛作の縮小」だった。


(東の山の二毛作大豆)

二毛作については、これまでも「方針が二転三転」しつつ「小麦&大豆」に固執して来たが、耕作面積
拡大に伴い敢えてタイトなスケジュールをこなす必要性は無くなって来ている。

諸般の事情により「二毛作の全廃」は出来ないが、大幅縮小は可能なので来年の作付計画に反映させる
つもりでいる。




コメント (2)
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規模拡大と省力化

2020-08-22 19:04:46 | 経営

機械化による効率化を図るためには相応の規模にしないと「機械化貧乏」となりかねない。
しかし、規模を拡大しても省力化が難しい畔道等の「草刈り稼働」の増加にどう対処するかが
新たな課題として登場してくる。

そんな悩みを踏まえ、今年の春に新たに取得した耕地は畦道や農道を極力少なくするよう整地し、
「草刈り稼働」を最小限に抑えることが出来た。

そんな成功体験に気を良くし、大小16枚に分かれている後山の畑についても、「草刈り稼働」の
省力化を図るため「畑の統合」の検討を始めた。

耕地整備で一時的に費用は嵩むが、その負担は数年で回収できるものと見込んでいる。



収穫を諦めた枝豆畑を片付け、耕した畑に大根の種を蒔いた。
しかし、大気が不安定になった午後、二度ほど強いにわか雨が降ったので蒔いた種の一部が流された
かもしれない。
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