空豆の時も、残ったサヤが勿体ないと思うけど、このヤングコーンも食べる量より廃棄量の方が多くて勿体ないと思ってしまいます。
いっぱい剥いて出てくるのはこーんな小さなトウモロコシだもんね。
でも、空豆はフカフカベッドに横たわり、このヤングコーンはサワサワレースに包まれ、両方とも大事にされている印象。こういう野菜は妙に愛おしかったりします。
サッと茹でてそのままパクリってのも美味しいし、スープに入れたり炒め物にしたりと幅が広いヤングコーンですが、あたしが一番好きなのはこれ。天ぷら。
実は、小さい頃ヤングコーンが大嫌いだったのです。初めてヤングコーンを口にしたときは、缶詰だったせいか、んもぅイヤでイヤで仕方がありませんでした。
それがいつだったか、ヤングコーンの天ぷらを食べて「えー!何これ?こんなに美味しいの?」とビックリ。生のモノは美味しいということに気づいたのです。以来、旨さに開眼させてくれた天ぷらが、一番お気に入りとなったわけです。
(余談ですが、成冨で、ついでに出てくるヤングコーンの天ぷらも絶品。)
大きくなったトウモロコシとは違った風味と食感、副産物だけど主役を張れるヤングコーン。この時期たっぷり楽しみたいなぁと思うのでした。
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