簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

通路側の座席(JR全線乗潰しの旅)

2013-12-09 | Weblog
 新幹線の車内では、特に強い拘りが有るわけではないが、敢えて言えば
通路側の座席を好む。
指定席をとるときは、「出来れば通路側を」と注文を出す事が多い。
通常黙って買えば、指定席は窓側のE席・A席から選択されていくからだ。





 何故通路側かと言えば、窓側の席は低い天井に圧迫感があり落ち着け
ないし、通路側の乗客がテーブルを出すと席を立ち辛くなるからだ。
それに最近は齢のせいか、長い新幹線の乗車時間だと時としてトイレに立
つ事も有り、通路側の方が立ちやすいからでもある。



 何か物を置いているだけなら「チョット済みません、通して下さい」とも言い
易いが、ビールを飲みながら食事でも始められると、この最中には中々声を
掛け辛く、食事が終わるのをじっと待つしかない。



 テーブルの上に腕肘を組み、そこに頭を乗せた姿勢で寝っている年配の
女性を時々目にすることが有る。
また、使ってもいないテーブルを出したまま、気持ちよく睡眠を貪っている
人がいる。こんな時なども中々声を掛け辛い。



 何も置かれていないなら、そっとたたみ・・と言うことも出来なくはないが、
荷物などが置かれていると、他人様のものに勝手に触れ、変に疑われるのも
嫌だし、そのことで折角の眠りを覚ましてしまうのも申し訳ない。
かと言って、テーブルを出したままでは、通り抜けることは不可能に近い。



 そんなわけで通路側の席を好んでいる。
だから、通路側の席に座った時などは、使わないテーブルは速やかにたたむ
事を心掛けているつもりだ。
 しかし昨今は、そういう事に頓着しない人が多いように感じているが、こん
な気遣いは、他人への小さな思いやりではないだろうか。(続)
(写真は本文とは無関係)




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