簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

2×2シート(JR全線乗潰しの旅)

2013-12-16 | Weblog
 九州新幹線・鹿児島ルートには、 “みずほ”“さくら”“つばめ”の三つの愛称で
呼ばれる列車が運行している。





 最速“みずほ”は、新大阪・鹿児島中央間を3時間45分で駆け抜ける。
その名称が公募で決められた“さくら”は、主に博多と鹿児島中央駅間で運行され
ているが、その内何本かは、山陽新幹線に乗入れ、新大阪を始発・着としている。



 注目はこれらの列車では普通車指定席に2列×2列シートが採用されている事だ。
これは、関西圏から九州各地に向かう飛行機との競合を強く意識した対応らしい。



 シートピッチは従来の普通車と変わらないと言うが、さすがに二人掛けシートの
出来は良く、座り心地は申し分ない。
特に“みずほ”のそれは柔らかなソファに腰を下ろしているようで快適だ。



 “さくら”では、各車両に多彩なシート地が採用されている。
黒っぽいワインレッドの本革があれば、西陣織の市松模様もあり、色柄鮮やかな
アイビー調もある。無柄のシートもそれぞれ色が違い飽きさせない工夫と、快適な
客室空間の演出がなされている。



 何よりもテーブルや肘掛が木製と言うのが目新しく、温かみが有って雰囲気も
悪くない。

 面白いのが肘掛の中央部分に溝が掘られ線引きされていることだ。
自席と隣席の境界線(?)と言うわけでも無いが、肘を置いた時のお隣さんとの
干渉の悩ましさをこれが解消してくれるかも・・・。



 線があるからと言ってどうという事もないのかもしれないが、こんな細やかなこと
だが嬉しい心遣いである。(写真はイメージ)(続)



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