ようやくJR予讃線のガードを潜り、旧道に出たところで、財田川に架かる橋を渡
ると目にも鮮やかなブルーに塗り込められ、白い線を引いた築地塀が見えてきた。
和洋折衷(?)、何ともモダンな感じのする山門である。何か謂れが有るのか・・・
と思い境内で説明板を探してみたが見付らず良く解らなかった。
中々に風格のある佇まいである。
広々とした境内にはシンボルとも言える五重塔が聳え、平安末期と言われる国宝の
本堂が控えている。札所の中でも五重塔が建っているのは極めて珍しい。
樹木や植栽も良く手入れされている。
そんな中に二頭の馬の像が有るのは、ご本尊が馬頭観音だからか。
ここには住職の身代わりになった「たち受けの仏」が残されているという。
その昔長宗我部元親が寺へ進駐、それを拒んだ住職が兵に切り殺されてしまった。
その傷を本尊の阿弥陀如来が身代った・・と言うもので、そのため奇禍に驚いた兵が
退却し、寺は兵火を逃れたと伝えられているそうだ。
山門を出て進路を左にとり旧道を暫く歩くと、国道11号線に合流する。
本山寺から次の札所までは12キロあまり、最後に山登りが待っている。
ガイドブックは時折並行する旧道を歩かせたいらしく、遍路シールもそちらを指し
ているが、曲りや上り下りの多い旧道よりも、国道の歩道の方が平坦で歩きやすく
はある。歩きの情緒を求めないのなら、国道を歩く方が断然楽である。(続)
にほんブログ村
伊万里の観光・ホテル口コミ情報
ると目にも鮮やかなブルーに塗り込められ、白い線を引いた築地塀が見えてきた。
和洋折衷(?)、何ともモダンな感じのする山門である。何か謂れが有るのか・・・
と思い境内で説明板を探してみたが見付らず良く解らなかった。
中々に風格のある佇まいである。
広々とした境内にはシンボルとも言える五重塔が聳え、平安末期と言われる国宝の
本堂が控えている。札所の中でも五重塔が建っているのは極めて珍しい。
樹木や植栽も良く手入れされている。
そんな中に二頭の馬の像が有るのは、ご本尊が馬頭観音だからか。
ここには住職の身代わりになった「たち受けの仏」が残されているという。
その昔長宗我部元親が寺へ進駐、それを拒んだ住職が兵に切り殺されてしまった。
その傷を本尊の阿弥陀如来が身代った・・と言うもので、そのため奇禍に驚いた兵が
退却し、寺は兵火を逃れたと伝えられているそうだ。
山門を出て進路を左にとり旧道を暫く歩くと、国道11号線に合流する。
本山寺から次の札所までは12キロあまり、最後に山登りが待っている。
ガイドブックは時折並行する旧道を歩かせたいらしく、遍路シールもそちらを指し
ているが、曲りや上り下りの多い旧道よりも、国道の歩道の方が平坦で歩きやすく
はある。歩きの情緒を求めないのなら、国道を歩く方が断然楽である。(続)
にほんブログ村
伊万里の観光・ホテル口コミ情報