簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

土湯の町歩き(JR乗り潰しの旅)

2015-03-04 | Weblog
 土湯温泉のバス停前に有る観光案内所と並んで、一風変わった名前のお店が
建っている。
県内産のコンニャクイモで手作りに拘る「こんにゃく工房・金蒟館(きんこんかん)」だ。
土湯のNPO法人「土湯温泉観光まちづくり協議会」が立ち上げた施設で、こんにゃく
のブランド化を目指している。
 お決まりの刺し身こんにゃく、千切りこんにゃくや珍しいこんにゃくアイスが人気を
呼んでいるとか。



 その近くにある写真館ギャラリーは、プロのカメラマンであり、こけし店の店主が
営むカフェを併設したギャラリーで、沢山のこけしを展示販売する人気の店だ。
ここではこけしに囲まれ、ゆっくりとお茶をすることが出来る。





 温泉街には「土湯見聞録館」や「土湯伝承館」なども有り、どこも無料で入館できる。
「土湯見聞録館」には、故・阿部荘作氏のコレクションなど、東北のこけしが約1000本
も並べられていてその数に圧倒される。
 「土湯伝承館」では、東北各地のこけし約800本を展示している。
休憩スペースや工房も併設されていて、休日には制作の実演が行われる。

 荒川大橋を背にし温泉街から少し山際に向かい、石段を登ったところに土湯山
興徳寺がある。







 
 この境内に聖徳太子を祀る太子堂と、土湯こけし工人組合が主体となって昭和49
年11月に建立した薬師こけし堂があり、温泉の守り神である薬師如来と木地師の始
祖・惟喬親王を合わせて祀っている。
赤い屋根の小さなお堂の中には、奉納された沢山のこけしが並べられている。(続)

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