駅のホームから駅弁売りが消え、ホームの立ち食いそばや、売店の姿が少なく
なると不便かと思いきや、意外とそうでもないらしい。

近頃の旅行者(鉄道の利用者)は、現地での購入を楽しみにするよりも、万端怠
りなく必要なものを予め購入し、列車に持ち込む人が多いらしい。
(もっとも、そういうものが少なくなったので、予め・・・とも言えるのだが。)

それが証拠に特急列車などの車内販売は、その利用が減っているとかで、年々
廃止され少なくなっていく方向だとも聞く。
JR北海道が今年の2月に発表した「客室乗務員による車内サービスの見直しに
ついて」と題したニュースリリースには、廃止の理由が『コンビニエンスストアや
ペットボトルの普及により、車内販売のご利用が年々減少・・云々』と書かれている。
東海道・山陽新幹線の「こだま」のそれも例外ではなく廃止されている。

長距離の旅には便利な車内のワゴンサービスではあるが、これが欲しい時に、
欲しいものをと言う買い手の我儘を満たしてくれるサービスなのかと考えれば、
残念ながらそれにはノーと言わざるを得ない。

「こんど回ってきたときに買おうか・・」などと思いを巡らしている時に限って、悪い
ことにワゴンサービスが来ない、なんてことも経験する。
「この弁当、この銘柄のビールが欲しい」などと言っても、凡そ60キログラムもの
荷を積んだワゴンとは言え、品揃えは限られていて、希望が満たされないことも
少なくはない。

かくして人々は、車内で調達するよりも、好みの品を予め買い込んで・・・と言う
そんな流れになってしまう。(続)


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なると不便かと思いきや、意外とそうでもないらしい。

近頃の旅行者(鉄道の利用者)は、現地での購入を楽しみにするよりも、万端怠
りなく必要なものを予め購入し、列車に持ち込む人が多いらしい。
(もっとも、そういうものが少なくなったので、予め・・・とも言えるのだが。)

それが証拠に特急列車などの車内販売は、その利用が減っているとかで、年々
廃止され少なくなっていく方向だとも聞く。
JR北海道が今年の2月に発表した「客室乗務員による車内サービスの見直しに
ついて」と題したニュースリリースには、廃止の理由が『コンビニエンスストアや
ペットボトルの普及により、車内販売のご利用が年々減少・・云々』と書かれている。
東海道・山陽新幹線の「こだま」のそれも例外ではなく廃止されている。

長距離の旅には便利な車内のワゴンサービスではあるが、これが欲しい時に、
欲しいものをと言う買い手の我儘を満たしてくれるサービスなのかと考えれば、
残念ながらそれにはノーと言わざるを得ない。

「こんど回ってきたときに買おうか・・」などと思いを巡らしている時に限って、悪い
ことにワゴンサービスが来ない、なんてことも経験する。
「この弁当、この銘柄のビールが欲しい」などと言っても、凡そ60キログラムもの
荷を積んだワゴンとは言え、品揃えは限られていて、希望が満たされないことも
少なくはない。

かくして人々は、車内で調達するよりも、好みの品を予め買い込んで・・・と言う
そんな流れになってしまう。(続)

(東海道支線・美濃赤坂駅 本文とは無関係)

