簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

KIOSK(JR乗り潰しの旅)

2015-03-30 | Weblog
 駅前風景に「コンビニ」と言う変革は、ただそれだけに留まらない。
昔からの大衆食堂が姿を消し、代わって目に付くのが全国チェーンの食堂・レス
トランや居酒屋の看板である。



 昔からの大衆食堂なら、その土地の名物が思いがけずと言う期待も出来ようが、
全国一律に下拵えされた食材を提供するチェーン店では・・・どうなんだろう?



 コンビニは、定番安心品揃えであるから、ほぼ自分の希望する商品は手に入る。
列車に乗って、来るか来ないか、またいつ来るかわからない車内のワゴンサービス
を待つ辛抱は、人々の心からはだんだんと薄らいだ。



 ワゴンサービスや、小さなブース型のスペースで、対面販売をする駅の売店では、
品揃えも限られていて、希望する物が手に入らないと成れば、自分の欲しいものを
予め買って持ち込むと言事は容易に想像ができる。



 やはり利便性では、コンビニに叶わないのだ。
そんな環境に人々は敏感に反応し、列車に乗る前には予め必要なものを購入する
と言うスタイルが定着した。



 かくして、おばちゃん一人が切り盛りする、「KIOSK」がホームから撤退し、最近で
は駅の改札脇や、構内の待合室に併設されたコンビニスタイル(ウオークインタイ
プ)と言われる店舗に集約して構えることが多くなった。

 然しそれすら安閑としたものではないらしく、そんな駅中の「KIOSK」にも変革の波
が今押し寄せているらしい。
鉄道会社が自前の売店を諦め、大手コンビニチェーンとフランチャイズ契約を結ぶ
動きが活発になっているからだ。(続)


(写真:日光線・日光駅 本文とは無関係)





にほんブログ村 旅行ブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする