「えっ! なに?」思わず絶句した。
平日の朝、所用が有って中心部に向かう国道を車で走っていた。
車は多く、渋滞しているとまでは言えないが、しかしゆっくりと車列は流れていた。
歩道には学校に向かう学生の一団が、皆一様に同じ方向に向かって自転車を走らせている。
おそらく、いつも繰り広げられている光景であろう。
車を走らせながら、何気なくそんな歩道の流れを眺めていた。
とその時、一人の女子学生が、少し先の押しボタン式の横断歩道の前で自転車を停めた。
そして当たり前のように“押しボタンボックス”に手を伸ばし、ボタンを押した。
(ように車からは見受けられた。)
しかし次の瞬間、女子学生は何事も無かったかのように、再び自転車の流れに紛れ込み、
先に進んで行った。
「渡るンじゃ、ないンだ・・・」
その押しボタン式の横断歩道を青信号で通り過ぎた。
少し気になったのでバックミラーで後ろの様子を窺うと、やがて横断歩道の信号は赤に
変わり、行き交う車は流れを止めた。
やはりボタンを押していた。
押した本人はもうそこにはいないのだから、結果横断する人は誰もいない。
「それにしても・・・渡りもしないのになぜ?」
これは嫌がらせ、それとも何かへの腹いせ、単なるいたずら?
どんな思いでこう言うことをしているのだろうか?
まったく軽い気持ちで、恐らく悪い悪戯をしているなどと言う意識は無いので有ろう。
女子学生にこう言った行為をさせる内面に有る屈折したものは一体何ンなンだろう。
思わず考え込んでしまった。
朝の忙しい通勤途中、「チェッ、誰もいないじゃないか・・・・」
ドライバーのそんな声が聞こえたような気がした。
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平日の朝、所用が有って中心部に向かう国道を車で走っていた。
車は多く、渋滞しているとまでは言えないが、しかしゆっくりと車列は流れていた。
歩道には学校に向かう学生の一団が、皆一様に同じ方向に向かって自転車を走らせている。
おそらく、いつも繰り広げられている光景であろう。
車を走らせながら、何気なくそんな歩道の流れを眺めていた。
とその時、一人の女子学生が、少し先の押しボタン式の横断歩道の前で自転車を停めた。
そして当たり前のように“押しボタンボックス”に手を伸ばし、ボタンを押した。
(ように車からは見受けられた。)
しかし次の瞬間、女子学生は何事も無かったかのように、再び自転車の流れに紛れ込み、
先に進んで行った。
「渡るンじゃ、ないンだ・・・」
その押しボタン式の横断歩道を青信号で通り過ぎた。
少し気になったのでバックミラーで後ろの様子を窺うと、やがて横断歩道の信号は赤に
変わり、行き交う車は流れを止めた。
やはりボタンを押していた。
押した本人はもうそこにはいないのだから、結果横断する人は誰もいない。
「それにしても・・・渡りもしないのになぜ?」
これは嫌がらせ、それとも何かへの腹いせ、単なるいたずら?
どんな思いでこう言うことをしているのだろうか?
まったく軽い気持ちで、恐らく悪い悪戯をしているなどと言う意識は無いので有ろう。
女子学生にこう言った行為をさせる内面に有る屈折したものは一体何ンなンだろう。
思わず考え込んでしまった。
朝の忙しい通勤途中、「チェッ、誰もいないじゃないか・・・・」
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