簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

忍者の里(JR乗り潰しの旅・関西本線)

2017-02-17 | Weblog
 上野公園では「芭蕉記念館」や「俳聖殿」に向かう人の流れは少なく、子供たちを
連れた多くの人がさらにその奥にある「伊賀流忍者博物館」を目指していた。



 今や「忍者」は日本の子供たちのヒーローに留まらず、映画やアニメの影響で外
国にも「ニンジャ」として知られ、人気を博している。
そんな時代を裏付けるように、ここにも多くの外国人が押しかけていた。



 忍者屋敷では忍者に扮したスタッフが実演を交えながら説明をしてくれる。
火薬の製造技術を敵方に盗まれないように、ここの忍者屋敷には侵入者に対処す
るため「どんでん返し」「抜け道」「監視場所」「隠し刀」「隠し戸」などの仕掛が随所に
施されていて、案内をしてくれた「くノ一」の身軽な実演に歓声が沸いていた。



 また館内では「忍者ショー」も行われている。
忍者が使ったとされる手裏剣や、鎖鎌など使用した迫力のあるショーを見たり、手
裏剣打ちの体験をすることも出来る。



 ここ伊賀は周辺の柘植や甲賀と共に「忍者の里」としても知られた町で、この近
辺には忍者関連の施設も沢山ある。



 伊賀と言えば棟梁である服部半蔵がお馴染みではあるが、実際の人物像は良
く解ってはいないらしい。そのせいかこの施設では有名な個人を紹介するのでは
く、「忍者」としてその全体の日常的な活動を紹介している。



 そういえば、かつての人気テレビドラマ「水戸黄門」で一行を助ける忍者は「柘植
の飛猿」と名乗っていた。
この柘植の出身と言う設定だが、勿論これも架空の人物である。(続)



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