災害発生と同時に地元の新聞社が義援金の受付を始めた。
約一ヶ月間受け付け8月の10日に終了したが、その間の善意は五千件余り6.8億
円に達したという。他にも放送局や日赤等での受付もあり、直接県や市町村に
持ち込まれたものなどを含めれば相当額に達すると思われる。
やがて被災者にも配分されると思うが、残念ながら一人当たりにすればたい
した額には成らないだろう。家を無くした被災者にとってはほんの足しにしか
ならないと思うと、やるせない気持ちになってしまう。
それにしてもこの国は本当に素晴らしいと思う。
災害が発生すると直ちに支援の輪が水紋のように広がっていく。
誰が指示をするのでもないのに、システマティックに動きが見えてくる。
義援金や、物資の支援を初めとして、この殺人的な酷暑の中でのボランティア
の方々の活躍には本当に頭が下がる。
その心根にあるのは「あのとき助けて貰ったから」「お互い様」の精神であり、
なんとか「力になりたい」「元気付けしたい」と言う義侠心だ。
世の中には被災地の支援にもいろいろの方法があり、各々の出来る範囲で無
理なくすれば、それが幾つか集まって大きな力になることは間違いない。
この時期被災地を物見遊山で見て回る事は厳に慎まなければ成らないが、「被
災県を訪れ消費する事も立派な応援になる」とも言われている。
ここからは、この度の災害が発生する少し前に、二回に渡り井原鉄道に乗り
沿線地域を回った時のものである。
被災された皆さんが、こんな豊かで美しい町だったその姿を思い起こし、一日
でも早く復旧・復興を目指して頂きたいとの思いでもある。(続)
(写真:災害前の真備地域)
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