簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

遍路道で(四国遍路の旅)

2014-07-04 | Weblog
 どこら辺りからだったか、俄かに思い出すことは出来ないが、所々で道中遥か先
に湾曲した巨大な橋のようにも見えるが、巨大な建造物のようにも見える白い建物
が目に入り、気になっていた。
 
 その謎の物体の正体が、今ようやく解き明かされた。
金蔵寺を出て、国道11号線を横切った辺りで、その建造物は忽然と姿を見せた。



 「香川県立丸亀競技場」県下では唯一の第一種公認陸上競技場であり、サッカー
J2「カマタマーレ讃岐」のホームグラウンドで、そのメインスタンドを覆う屋根だ。
そのかまぼこを並べたような屋根の軒高は29m、最高高さが31m有るという。



 77番札所・道隆寺に近づいたころ、道を歩いていたら突然「お遍路さ~ん」と呼ぶ
声がして、振り返ると「お接待したいので、ちょっと待ってください」と言う。
 玄関前で待っていると、父子と思われる男性が駆け出してきて、これを・・と小さな
焼き物を渡してくれた。



 それは高さ数センチほどの小さなお地蔵さんで、一つ一つ手作りし、焼き上げた
物だという。小刀で鋭く刻まれた表情は柔和で、何ともほのぼのとするお顔である。
くり抜かれた胴の中には、「77番道隆寺 参拝記念にどうぞ」と書かれた紙片が込
められていた。





 昔は広大な桑園だったというだけに道隆寺の境内は広い。
仁王門の正面が本堂で、右に大師堂、さらに多宝塔、地蔵堂、観音堂などが建ち
並んでいる。ここは目治し薬師としても知られたお寺である。(続)



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