まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

社内駅伝大会

2008-05-22 | 仕事
恐ろしい行事だ。
私たちが入社した頃からあったが、年々出場者が激減していき中断していた。
ひとり1キロで、4人がつなぐのだが、この距離は皆が疾走してしまうので怖い。
ついつい、みんなが見ているので、全速力で飛び出すと後が地獄の苦しみとなる。
今年、なぜか10何年ぶりに復活した。
おまけに、重役達がチームを結成した。
「参加することに意義を」というチーム名だ。
60過ぎた重役が、もし心筋梗塞やころんで骨折したらどうするつもりだ。
誰も、重役達の参加することに異議を唱えるどころか、人事部長たちも出場せざるを得なくなった。
会社の帰りに、メタボな体で、練習している3名の人事の人に思わず
「レスリングの稽古か・・」と、言ってしまった。
全くそういう体格の面々だ。
我らが職場も、前に紹介したように「おばパワー」で、満ち溢れているので
半強制的に出場チームを作った。
もちろん、わたしは応援だ。あのパワーはない。
当初、33チームの中で、たぶんビリだろうと言っていたが、
重役チームの登場で、もしかしたらビリは避けられるかもしれないとの目論見もあったが甘かった。
彼らはころびもしないし、心筋梗塞にもならなかった。

何年かぶりに、会社の周りは盛り上がった。
各チームとも、職場の応援とやじが飛び交う中、真剣に走っている。
われらが職場のアンカーが今日の駅伝大会の緞帳を下ろすべく、
ゆうゆうと1周遅れでゴールして終了した。
満場の拍手である。ヒーローである。
しかし、うらやましいとは思わなかった。
ご苦労様である。しかし、楽しかった。
駅伝は見るに限る。