暴発
2011-05-23 | 弓道
弓を引いていて、何がいやかといえば暴発だ。暴発は意識の外に働くので恐ろしくて引けなくなる。引けなくなって、また力が入るので、底なし沼に沈んでいくようだ。これで、弓を止めた先輩もいたので、恐怖が来る。的に中てるという以前の問題だ。
びくならまだ救いようがあるが、途中で離れていってしまうので、土曜の月例会のときに暴発が出てから、怖くてだんだん弓が引けなくなった。原因は何だろう。引きの方向か、心の問題か、大三で決めようとか、押しの手の内がとか考えているうちに、分からなくなった。長い間引いていて、こういう窮地に陥ったことがないので、わけが分からなかった。先輩は、引き足らずだというが、こうなると引けなくなるので困ってしまう。
明日の小松の試合は行く気がしない。しかし、会社でチームを組んだのと、県から6月の全国大会の激励費が出るので、行かなくてはならない。こんな様子で全国大会???
審査なら2本で終わるが、普通の試合は8本だ。今までならないことにぶつかると、あれこれ自身でいじくりまわして、そのうち治って、何が原因かわからず過ごしてしまうことがある。これが後々悪い結果を及ぼすのだ。知らず知らずのうちに蝕まれる。