大会が終わった後も、反省をしながら巻きわらで復習。
「また、ずらしてしまって、大三でかちっと言わせてしまったわ。もとの木阿弥やね」と、言ったら、そばにおられた島○先生に「もとの木阿弥って・・いったん良くなった場合のことだが・・」と、ことばをにごされた。ううっ。先生の言いたかったことが瞬時に分かった。木阿弥のままなのに、もとの・・というのは、おこがましいよというもの。
わたしたちは、時折、良かったときを平常の状態と思って錯覚してしまう。
もしかして、全く良くなっていないのに、中たりの快感が錯覚を呼ぶ。
それにしても、島○先生のことばは、いつも納得させられ、面白い。前に講習会で、誰かが「目からうろこ」でしたと言われたことばに対し、「目からうろこってぇのは、物を見ている人が言うんだ。今まで何も見ていなかった場合は、目を開けたって言う」
浜辺で矢を飛ばしっこ大会したときに、先生が一番飛ばせた。「すごいですね。先生が一番飛んだんですって」に対し、「オレが飛んだんじゃねぇよ。オレの矢が飛んだんだ。」
語録は続く。