何故か庭にまだ咲いている。朝顔の季節はとっくに終わっているのに、時々暑い日があるので、間違えているのかもしれない。限りある季節に咲くのではなく、季節感がなくなって、咲かされているような感じだ。人も、今では医療がすすんで、生かされていく気がする。iPSはもとより、 心臓ホルモンは、癌の転移を抑制するという。もう数年したら抗がん剤治療などないかもしれない。
手術も、抗がん剤治療も、少し前よりずっと楽に受けられるようになったとのこと。
それでも、副作用は個人差はあるものの通常ではない。抗がん剤治療は、元気な細胞をどんどん壊していく。そして、常に白血球のなかの好中球の値を調べて、一喜一憂しなくてはならない。好中球が減ると、免疫力が極端に低下するので、生ものはダメ、外出禁止、他の人の触れた食べ物はだめ、火を通したものだけ、菌もだめ(ヤクルト、ヨーグルト)・・・・・いろいろな制限がでる。
すでに、体内には疑うべきものはないらしい。手術後に病理検査をしているので。しかし、万が一のために、とどめをさすという。
わたし自身が、今までの人生をとどめを刺されたような気がする。まあ、方向転換ですね。
朝顔に、無理をして咲かなくてもよいよいと声をかけたい。