まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

儲ける

2015-01-18 | 暮らし

値上げ前の古い50円のはがきがあって使い道がないので、2円切手を貼り新聞のパズルを解いて応募したら、1000円の図書券がもらえた。パズルを解いたのは殿なので儲けは殿のために使うことにした。先日高倉健のDVDを買ったので、次のが出たらまた買おう。

さて、昨今1000万円預金しても、1年で0.03%の利率では3000円の利息で、そこから国税と地方税をとられると2000円しか手元に入らないという計算となると、殿は500万円預金して利息を得たのと同じ金額を儲けたこととなる?

稼ぐというのは、穀物を植えるという意味と、仕事に励むという意味がある。獲り入れは家の仕事であるという。このとき、はがきを用意して切手を貼って出したのはわたしなので、ふたりで稼いだということか。そして、儲けは「得をする。利得」と、ある。働いても働いても利益にならない場合は、稼ぐとは言わない。毎日、朝から晩まで働いている気がするが。

定年前に会社を辞めて65歳までに、過去の預貯金を食いつぶしていくわけである。おまけに家の借金もあるのにも関わらず普通に日々の暮らしのレベルも下げず、何とかなると思っている怖さ。

時折、「そこのうちはたんまり稼いで、ようけあるやろ」と、言う人がいる。一体、人のうちの財布の中身をどうして予測できるのか。自分でも、なるべく知らないように目をつぶって予測不能になっているというのに。それに、よそのうちにお金があろうがなかろうが、うちには一銭も入ってこないのだ。そして、「ようけ」(たくさん)の金額が分からない。億単位か、何千万なのか。TVである会社の社長に「一線を退いた時いくらあればよいですか?」と、聞いたら「8億あればなんとかなる・・」とのことだった。毎日の米があればいいと思っていたわたしは驚いた。

そんな中で、傷病手当や、生命保険はありがたい。自分がかけていたとはいえ助かるのである。自分たちだけは元気で長生きと若い時は思っていた。人生は、その年になるまで、どんなに説いても、分からないのである。わたしも、両親の心境は推測しても及ばない。