新築するとき、前の家から持ってきて植えた黄金コノテヒバが伸びて立派になったが、内側が枯れている。
冬に屋根雪がまともに落ちて、枝がたわんで邪魔になり何度か切った。
が、やはり裏の出入り口がうっとうしくなったので根元から切ることにした。
小さなのこぎりしかないので、業者に頼もうかと思ったが、まず少しずつ枝を切り落とし様子を見た。
何とかなりそうだと切りすすめ、ついに根元近くまで切ることが出来た。
思った以上に柔らかい木だったので、難なく切れた。
3本のうちの1本を切ったことで、森のようになっていた勝手口が、少し広々とした。
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木を切るときは少し気が引ける。
木からパワーをもらったりするので、神がかり的な気持ちになる。
御神木というのもあるし、日本人は自然に対して畏敬の念を持つように、あだやおろそかにできないという気持ちになる。
庭の木1本でも、20年間ここにあって守っていてくれた気もする。
我が家を建ててくれたY先輩は、家を建てる時に邪魔な木を切るときは、お神酒を木の周りにまくのだと言われた。
お神酒用の酒もなかったし、封切していないものと言ったらワインか缶ビールしかない。
それをまくのもなあ・・と、思いつつ、根こそぎ無くしたわけではないので、また芽が出たら可愛いだろうと期待して、お神酒は勘弁してもらう。
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