まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

能の稽古

2022-07-16 | 暮らし
お茶の稽古が休みだったので、一緒にお茶を習っているNさんが、大聖寺の能楽堂で能の稽古をするというので見学させた貰った。
能楽堂には始めて入るのだが、カーテンを開けて稽古をすると外から全部見えるのだ。
この日の稽古は「鶴亀」と、「羽衣」
加賀宝生は有名だが、能の舞を実際に観たのは、20年ほど前に殿と弓道の先輩夫婦と菅生石部神社の「薪能」を、観た時以来だ。
稽古だが、真剣な舞。
謡いながら舞いながら生徒のさばきを指摘する先生はすごくかっこよかった。

なぜかステンドグラスと、天井のトトロが不思議感あるけれど。





パンの誘惑

2022-07-16 | 料理
朝食は殆ど和食だが、土曜の朝はたまにパンを食べたくなる。

土曜の休みは月に1,2回しかないので、久々にパンを買いに行くのだが、迷いに迷うのだ。
あれもこれも食べたいが、ひとりでは食べきれないからだ。
家族が多ければ、みんなで分けることもできるが、結局、2種類ほど買うのが関の山である。
厳選したわけではないが、ふと買ってしまうのが、揚げパン。
友達に危険なパンだと言われる。
あんこが入っているうえに、油で揚げて、更に砂糖をまぶすのだから、よほどの時しか食べられない。
しかし、だからこそ魅力的なのである。
人間も少し危なっかしいのが魅力だったりする。
しかし、人間の場合、怪しいのは避けるべきであるが、この歳になると怪しい人も寄ってこないので安心だ。

時々、近所のパン屋で買う。
以前、朝一に出かける時に寄ったら、まだ揚がっていなかった。
パン屋の奥さんが
「ねえちゃん、ちょっと待っとって、今すぐ揚げてくるし」と、言う。
お嫁に来た時から知っているので、ずっとわたしは「ねえちゃん」である。
その揚げたてが旨いのである。
まず油がさらっとしている。
時間が経つとべたっとするが揚げたては格別。
まぶした砂糖もサラサラなのだ。
口に入れると、優しい甘さである。
揚げパンって、こんなに爽やかだっけ・・というような。

今朝の揚げパンは揚げて小一時間は経っていると思う。
あのサラサラ感がない。しかし、これはこれで最高に美味しいのだ。
食べたい時が旨い時。
これが、あんドーナツではダメなのである。



後は、ダブルコロネ。
この渦巻きの魅力。ホワイトとチョコというぜいたくさ。





ふっくら、こんがり。
離れがたい新婚夫婦のようではないか。
しかし、食べきれなかった。
ダブルでなくても良かったのだ。
わたしはシングルなのだから。
後ろから見たら、単なる芋虫みたいではないか。
寂しいもので、難なくふたつは引きはがすことができた。
そもそも、わたしたちは他人だったのよね。
とは、言いはしないが、焼きたて出来たても冷めてしまうと少し硬くなり味も落ちるのである。
パンは老夫婦のように、何年も寄り添って深い味わいにはならないのである。

食べられる分だけ買うべきだ。




ヤマボウシ

2022-07-16 | 暮らし
6月、夏突入かと思ったら、梅雨明け後に雨が降り続き、空地の草が伸び放題になっていた。
家の周りは見るたびに抜いて、草の伸びることの速さにうんざりしていたのだが、もしや・・・と、空地を思い浮かべて見に行くと、びっくり。
もっさり。

そうだった。
6月に夏が来たと思って、36℃とかの気温になったら、熱中症になりそうだとばかり引きこもっていたのだ。

ぼっ~としているうちに、月日が経ってしまう。
このごろ、1日が48時間ならいいのにと思う。

そういえば、近所でも驚かれていた娘の家のヤマボウシ。
今は少し花が散り始めたが、凄く花をつけた。




実は、我が家のヤマボウシは、一昨年剪定してから花が咲かない。
花は咲かずとも、草は元気に生えてくる。

草刈り機を担いで、小さなクーラーBOXに、飲み物と濡れたタオルを冷やして、いざ出陣。