まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

スピン

2022-07-22 | 読書
長い間生きていて知らなかったことは山ほどある。
しかし、本を買って山積みにしていながら、気づかなかったことは迂闊だった。
文庫本には、焦げ茶色のひもがある。
単にひもの栞だと思っていた。正式な名前をスピンというのだそうだ。
知る人は知っているだろうが、あえて名前を知ろうと思っていなかった。

持っている本を確認したら、単行本でスピンのあるものは「文芸春秋」と、「光文社」もあった。
しかし、どちらも文庫本にはない。
殿の蔵書も調べてみたら、他にも「毎日新聞社」の、単行本にもあった。

結論は、数ある文庫本の中で、新潮文庫だけがスピンがある事が分かった。
本棚の本を片っ端から調べた。
「それが何か?」と、言われたらそれまでだが。
ただ、それだけを言いたかった。
「今頃気づいたんかい」
殿が本の間から言っている気がした。

しかし、古い文庫本にはあるものもあるそうで。


今日も、日本中でコロナの感染者が真っ赤に記録更新したところが目立つ。
加賀市だけで112名。これまた最悪。
10代は25名。
家での読書が無難だと思う。