まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

看々臘月尽(みよみよ ろうげつ つく)

2024-12-21 | 暮らし
今日は今年最後のお茶のお稽古。
床の間の掛け軸は「看々臘月尽」
読めなかった。
先生より説明があり、ろう月とは12月の事で、みるみるうちに月日は過ぎ去っていくよという意味。
師走のこの時期にふさわしく、もう一つ突っ込むと人生の臘月になっていく自分が、この後、どう生きていくかということも考えさせられる。
「ぐずぐずしていると命がなくなるぞ」なんて解釈があったりするが、年老いた身の上の人に何をしろというのかとなる。
お茶を一服頂きながら、こんな時間を持つことも大切なのだと思ったりする。

孫たちをみていると、忙しく習い事や勉強、受験、部活・・と、本当に休む暇もなく行動している。
年を取ると、こなす量が減るけれど、それなりに忙しく身を削っている。
のんびり過ごすことが罪悪のような気持になったりする。
予定が入っていない日が不安だったりする。
あれっ?今日は何もなかったっけ?と。
健康で日々を送るだけでいいと思うよ、と思いつつも予定を入れてしまって、また忙しい日を送る。
大切に生きるということは、忙しく暮らすということではなく、無理をせずに身体を大切にということも考えてもいいかもしれない。

今年もまた暮れていく。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
秋収冬蔵 (こまくま2)
2024-12-22 13:17:10
ネット上で
長谷川如是閑(土門拳『風貌』より)
検索すると、籐椅子の上に端座して
書に囲まれて書見台に向かう姿は
晩年のものと思われます。季節は冬
あたかもラップトップ二台に正対
しているかのようですね。
良く似ている愛媛のM氏を思い出します。
返信する
まさしくPCのような (まこ)
2024-12-24 11:08:52
こまくま2さん

ありがとうございます。確認しました。
本当にノートパソコンを開いている感じです。
おまけに、ヘッドフォンをして、上にあるのがマイクっぽくて、ラジオ放送しているような。
その時代にありえない・・。
今の時代に生きていたら、こんな風景をみることができたかも。
返信する

コメントを投稿