まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

お稽古

2012-11-14 | 暮らし

久しぶりに、ちょいと弓を引いてみた。へなへなとした押し手で、ただでさえふるえるのに、引きも弱いし、およよよ・・ひょっと離すと、矢は構わずに弱々しく飛んで、ぺこっと的に中たった。

たぶん、無欲の矢であったのだろう。あまりにひどいので2本で止めた。この後、きっとなよなよの腕のくせに、欲が出てきて、またとんでもないことになりそうだ。

10月の間ずっと休んでいたお花へ、久しぶりに行った。叔母が先生をしているので、花の後のお茶も楽しくて、体調も良いので出かけたら、すごく叔母が喜んでくれた。先日も、うどんを食べていたが、やはりお稽古の後のほうが満足感がある。

以前、大聖寺駅に、娘と交代で花を生けた時に気づいたが、花器にアイスクリームの棒を入れたあったり、たばこの吸い殻を突っ込んであったりしてがっくりした。

これは、自分が弓を引いてはずしたのと違って、気持ちを踏みにじられたような気がして残念だ。

花も稽古を積まなくては、満足に生けるのは難しく、生きている花と対峙するときに、気持ちが乱れていてはなかなか思うようにいかない。けれど、体力がなくても剣山に刺さらないということはないので、楽しいしほっとする。

お稽古は、地道に積み上げなくては。


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