カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

ジャック・リーチャー・シリーズ「キリング・フロアー」。

2013年06月19日 21時59分59秒 | 日記 / DAIRY
新装版 キリング・フロアー 上 (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社


新装版 キリング・フロアー 下 (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社


元軍人のジャック・リーチャーを主人公とした、
リー・チャイルドの作品の第一弾がこれである。

リー・チャイルドだからリーチャーなのかなぁ
 (まぁ・・いっか。)

最初に観た映画の印象からリーチャー=トム・クルーズなのだが、
どうもリーチャーは女性にモテる。
流れ者は一箇所に長居はしないので、
後腐れがない事もあるのかもしれない。

まぁトム様のような流れ者がやってきたら、
私でも声をかけてしまうかもしれない。(笑)

  <ストーリー> 

ジョージア州の小さな町へ流れ着いたリーチャーは、
遅めの朝食を食べている所を、いきなり殺人犯として逮捕される。
そして何故か自白した  と一緒に刑務所に送られ、
事情を聞くのだが大掛かりな犯罪に巻き込まれている事を知るが、
は自分に不幸が降りかかる事を恐れていた為、
詳細は聞けなかった。何者かに殺されかかる。

アリバイが成立して釈放されたのだが、
なんと殺されていたのは実の兄ジョーだった。
30年間で殺人事件が皆無であった村で、
連続して4人が殺害される。

リーチャーは事件の謎を解くために、危険に身を投じる。

 この作品が第一弾であったためか・・・他の作品とは異なり、
事件が解決した後のヒロインとの関係を長く書いている。
そして以降、流れ者(アウトロー)として生きていく、
リーチャーが確立されたように思えた。

作者のリー・チャイルドはイギリス人であるが、
アメリカを舞台にする事で作品にスケールの大きさを表現している。
またそれが重厚な感じではなく、何処か明るさや軽さを感じさせる。

実際の戦闘と言う修羅場をくぐり抜けてきた人間は、
普通の人間が思っているより肉体的にも精神的にもずっとタフだし、
何よりも人を殺すと非日常的な事に対しても何の感情も持たず、
作戦通り機械的な行動をするのだと解った。

 ≪ 関連記事 ≫ 

アウトロー
アウトロー(原作本)。
ジャック・リーチャー・シリーズ「警報」。
ジャック・リーチャー・シリーズ「前夜」。
ジャック・リーチャー・シリーズ「反撃」。

にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする