インド女子ホッケーチームは、
2002年にオーストラリアの世界選手権を制したのだが、
新聞に取り上げられた記事は小さいものだった。
そこからこの映画製作は始まった。2007年の作品。
邦題は「行け!インディア」。
2008年に日本で公開された時に日本語字幕で観ている。
今回はヒンディー語版で観たが、
途中チーム内でいざこざがあるシーンはカットされていた。
■ ストーリー ■
カビール・カーン(シャー・ルク・カーン)はホッケーのスター選手だったが、
ワールドカップのパキスタン戦でペナルティー・ストロークを外した事で、
敵に寝返った裏切り者とされてしまい、
ホッケー界からも住んでいる街からも追放されてしまった。
ムスリムであった事も拍車をかけた。
7年後、彼は弱小女子ナショナル・チームの監督として現れる。
インドの各地方から収集された16人の選手達は、
個性豊かで旅芸人の集まりのようだった。
(素人だから仕方ないか・・。)
インドでは州が違えば言語も違う。文字さえも異なるので、
チームメイト同士で言葉が通じないという事もあったし、
宗教やカーストや年齢やホッケーの経験や家庭環境や、
生活環境などの違いから対立が絶えず、全然まとまらなかった。
出場した世界選手権でも初戦は大敗を喫したが、
次第にチームワークも良くなり決勝に進み、
奇跡的に優勝を飾る。
と言うスポーツ根性もののサクセス・ストーリーであるが、
優勝を勝ち取ったと言う事よりも、
インドの中にある様々な問題を乗り越え、
「インド」と言う名の下に一つになった事にこそ、
意義があると私は思った。
例えば、デリー周辺の人は首都とか中央と言う意識があるためか、
地方の州には偏見を持っているようだ。
これは他の映画を観ていても感じた事がある。
通常のボリウッド映画(マサラ・ムービーとも言われる)の様に
歌と踊りが溢れている映画ではないし、
ストーリーもありきたりであったかもしれない。
また、かっこいいヒーローと美人のヒロインが、
なくてはならないインド映画にとっては異色の作品であるし、
インドで興行的にウケなかったとしても仕方ないかな。
私はけっこう好きだけど。今回はインドの応援団的なスタンスで観た。
試合のシーンは「行け!」と言う気持ちだった。
それにしてもシャー・ルク・カーンは、
演技の幅が広いんだなぁ。(感動)
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【インド映画】 ~家族の四季(愛すれど遠く離れて)~
【インド映画】 ~たとえ明日が来なくても~
【インド映画】 ~DON(過去を消された男)~
【インド映画】 ~闇の帝王 DON~
【インド映画】 ~DON2~
【インド映画】 ~Ra.One~
【インド映画】 ~チェンナイ・エクスプレス~
【インド映画】 ~ハッピー・ニュー・イヤー~
【インド映画】 ~DDLJ~
【インド映画】 ~行け!インディア~
【インド映画】 ~Jab Tak Hai Jaan~
【インド映画】 ~命ある限り~
【インド映画】 ~ Rab Ne Bana Di Jodi ~
【インド映画】 ~ Rab Ne Bana Di Jodi ~ を、もう一度。
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ワールドカップのパキスタン戦でペナルティー・ストロークを外した事で、
敵に寝返った裏切り者とされてしまい、
ホッケー界からも住んでいる街からも追放されてしまった。
ムスリムであった事も拍車をかけた。
7年後、彼は弱小女子ナショナル・チームの監督として現れる。
インドの各地方から収集された16人の選手達は、
個性豊かで旅芸人の集まりのようだった。
(素人だから仕方ないか・・。)
インドでは州が違えば言語も違う。文字さえも異なるので、
チームメイト同士で言葉が通じないという事もあったし、
宗教やカーストや年齢やホッケーの経験や家庭環境や、
生活環境などの違いから対立が絶えず、全然まとまらなかった。
出場した世界選手権でも初戦は大敗を喫したが、
次第にチームワークも良くなり決勝に進み、
奇跡的に優勝を飾る。
と言うスポーツ根性もののサクセス・ストーリーであるが、
優勝を勝ち取ったと言う事よりも、
インドの中にある様々な問題を乗り越え、
「インド」と言う名の下に一つになった事にこそ、
意義があると私は思った。
例えば、デリー周辺の人は首都とか中央と言う意識があるためか、
地方の州には偏見を持っているようだ。
これは他の映画を観ていても感じた事がある。
通常のボリウッド映画(マサラ・ムービーとも言われる)の様に
歌と踊りが溢れている映画ではないし、
ストーリーもありきたりであったかもしれない。
また、かっこいいヒーローと美人のヒロインが、
なくてはならないインド映画にとっては異色の作品であるし、
インドで興行的にウケなかったとしても仕方ないかな。
私はけっこう好きだけど。今回はインドの応援団的なスタンスで観た。
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演技の幅が広いんだなぁ。(感動)
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