カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~ディーワーナ~

2020年07月06日 21時47分59秒 | 映画 / MOVIE

シャールク・カーンのデビュー作で主演はリシ・カプール。
「ディル・アーシュナー・ヘー」より先に封切られたため、
デビュー作となった。タイトルはヒンディー語で「熱狂」。

リシ40歳、相手役のディヴィヤ・バルティ18歳・・・
この二人のラブストーリー・・・・
リシには悪いが、ちょっと厳しい・・・・・。

ディヴィヤはすでにこの時すでに結婚しており、
昔は早婚だったしな・・・と思っていたら・・・
何と翌年19歳で事故死していた。

SRK27歳、この作品が当たったためスターとなった。
SRKは60本以上の映画に出演しているため、
古い物もけっこう観ていない物があるので、
この機会に観ておくことにする、SRK祭りの開催である。

  <ストーリー> 

歌手のラヴィ(リシ・カプール)のコンサートを観に行った、
カージャル(ディヴィヤ・バルティ)は、
彼の滞在先に友人たちとサインをもらいに行き、
転んでラヴィに家まで送ってもらう。
そして(何故か)二人は恋に落ちる。

 繰り返しになるが、ラヴィ40歳、カージャル18歳・・・
 カージャルの母親と同い年くらいだし・・・・
 まぁ資産家だからいいか・・・。

そのまま結婚してラヴィはカージャルを連れて家に戻る。
ラヴィ家の莫大な財産を叔父のプラタップと
その息子ナレンドラが狙っており、突然の展開に慌てる。

ナレンドラはカージャルを襲おうとしてラヴィに見つかり、
ボコボコにされる。その恨みもあり、
別荘に行ったラヴィとカージャルを襲い、
ラヴィを滝つぼに突き落としてしまう(死体は不明)が、
ナレンドラは死んでしまう。

そしてカージャルと母親を監禁されるが、
二人はムンバイへ逃げる。

そこへバイクの曲乗りでシャールク・カーン登場!!

ラジャ(シャールク・カーン)の乗ったバイクが、
カージャルの義母と接触しカージャルはラジャを平手打ちする。
その瞬間・・・ラジャは恋に落ちてしまう。
警察に逮捕されたラジャは資産家の父親の力で釈放される。
そしてカージャルの家に行き告白する。

しかしカージャルは寡婦であり、
ラジャにつきまとわれて迷惑していた。
ラジャは狂気の如く愛に一途であり、
実業家の父親に結婚したい女性がいるが寡婦である事を告白する。
当然の如く父親は、お前は狂っていると大反対する。
そしてカージャルの家をヤクザに襲わせる。
父親の仕向けた事と知ったラジャは激怒し、父親に大反発する。

さらにカージャルの義母にカージャルを
どれだけ愛しているのか打ち明ける。
父親と縁を切っても結婚したいと。

 今でも女性の再婚は難しいインドで、
 夫に先立たれた女性は不吉であり再婚は不可能である。
 (最近の都市部やセレブ層はそうでもないかもしれないが)
 
義母はカージャルに言い聞かせ、二人は結婚するが、
ラジャはカージャルが受入れてくれるまで、
カージャルに触れない事を誓う。そして修理工場を始める。
ある日ブレーキが壊れている車に乗って事故ってしまう。
心配したカージャルはラジャの元に駆けつける。
ラジャを愛し始めたのだった。

ある日、町で義母はラヴィを見かけて後を追うが、
見失ってしまう。そしてラヴィが悪者に襲われていた所を
ラジャが救い病院に連れて行く。見舞いに行ったラジャは、
カージャルの誕生日パーティに誘う。

パーティに行ったラヴィは滝つぼに落ちた後、
村人に命を救われた事を話す。
自宅に行ったが叔父に乗っ取られており、
母親とカージャルを探してムンバイに来たと。

ラヴィが生きていた事を知ったプラタップは、
カージャルを人質にとってラヴィと母親をおびき出す。
そして相続の書類にサインをさせ殺そうとする。

プラタップの拳銃の前にラヴィが身を投げ出し撃たれてしまう。
カージャルの身体に巻かれていた爆薬をラヴィが外し、
プラタップを道連れに爆死する。

 デビューのSRKを引き立てるようなストーリーだった。
 後半、満を持してSRKが登場。 
 リシは若い二人の幸せを願い犠牲となる。

 前夫が生きてたんだから重婚じゃない?
 でも数日間だったし、亡くなってしまったから、 
 いいのか・・・。

 有名歌手だったら、村人もだけど、
 世間的に知られているはずだけども・・・。 
 ムンバイではあまり知られてないようだった・・・。
 
 拳銃を発砲したり、死人が出ていても大事件になっておらず、
 手配されている様子もなかったけど、
 セレブだからお金の力で何もなかった事にしたのかな。

 1990年代と言えば、本当に昔ながらの映画で、
 歌って踊ってのシーンが多い。3時間は疲れる。
 何の脈絡もなく・・・とまでは言わないが、
 愛を語るシーンには歌と踊りが不可欠だ。

 これがインド映画と言えばそうなんだけど、
 毎日観るのは辛い・・・・。笑。

コメント
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