カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~ナヤク~

2020年07月23日 22時11分59秒 | 映画 / MOVIE

2001年公開、タイトルはヒンディー語で「ヒーロー」。
インドの岡田真澄こと(笑)アニル・カプール演じる、
正義感のあるジャーナリストが政治に立ち向かってく。

アニル44歳、ラーニー23歳、アムリシュ69歳。

弱気を助け、悪を挫く。そして美女には弱い(笑)。
スーパー・ヒーローのアニルがラジニ様に見えたわ。

  <ストーリー> 

QTVでカメラマンとして働くシバジ(アニル・カプール)は、
チョウハーン知事(アムリシュ・プリ)を撮影していた時、
ある村で偶然、知事に声をかけた美しい女性を撮影した。
想いを寄せるシバジは村に行きマンジャリ
(ラーニー・ムケルジー)に告白する。

ある日、ムンバイで起きた大学生とバスの運転手との
小競り合いで発生した暴動を撮影した時に、
負傷した大学生を病院に運び命を救った事でヒーローとなり、
TV局では自分の番組を持つキャスターに昇格する。

最初は相手にしていなかったマンジャリも次第に惹かれていく。
マンジャリの村でもそのニュースがTVで流れていたが、
マンジャリの父親は公務員でなければ結婚はさせないと言う。

 インドでは結婚相手の職業で一番人気は公務員である。
 給料はそれほど高くないが失業しないし、
 いろんな面で優遇されているかららしい。

シバジの番組の最初のゲストはチョウハーン知事に決まった。
シバジは知事が暴動の時に選挙の票集めを優先した発言を録画しており、
その映像を流し知事をやりこめてしまう。
知事は自分の仕事をやってみろ、と子供の喧嘩のような発言をし、
シバジもその喧嘩を買う。

1日知事と言う制度を利用し知事に就任したシバジは、
公務員や一般人を対象に不正を暴き、
1日で4万5千人以上の違反者を停職処分にした。
最後に知事の不正を暴き逮捕させるが、
知事はシバジを殺そうと暗殺者を差し向ける。

 インドではこのような制度があり、
 過去にもビハール州などで前例があるらしい。

(シバジはヒーローなので死ぬわけはなく)
暗殺者を返り討ちにして自宅に戻る。
自宅の周辺ではヒーローを歓迎した。
シバジはマンジャリの村に行くが、そこでも農民達に歓迎される。

民衆はシバジに次の知事になって欲しいと期待していたが、
シバジは自分はただの男で政治には興味がないと言う。
恨みを持ったチョウハーンはTV局とシバジの自宅を破壊した。

翌朝シバジが目覚めるとチョーハンのライバルの政党を始め、
メディアが破壊された自宅につめかけていた。
頑なに出馬を拒むシバジだったが、
自宅周辺に自らの意思でつめかけた民衆を見て、
やらなければならないと意思を固める。

シバジは州知事になり改革を進めていく。
チョーハンはシバジに対抗するため他政党と手を組み、
同時にシバジ暗殺の為に殺し屋を雇う。

州知事になったシバジは忙しく、
マンジェリと話をする時間もなかったが、
休みの日に変装して村に会いに行く。
そこでも命を狙われたがSPによって未遂に終わるが、
マンジェリの父親は結婚には断固として反対する。

そしてシバジの自宅が爆破され両親が犠牲になってしまう。
シバジはチョーハンの自宅に乗り込むが。
徹底抗戦を決めたチョーハンは市内4カ所に爆弾を仕掛ける。
シバジは先頭に立って爆弾を探し処理をする。

シバジはチョーハンを知事室に呼び出し、
自分の腕を拳銃で撃ちチョーハンの犯行に見せかける。
SPはチョーハンを射殺する。

病院にマンジャリの父親がやって来て、
シバジが民衆の為に命をかけている事を理解し、
二人の結婚を許した。

シバジ知事の元でムンバイは発展してく。
就任時に設けた目安箱には、不正の指摘や改善を求める、
投書はなくなっていた。

コメント
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