カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~ディーワーナー・マスタナ~

2020年07月14日 22時25分59秒 | 映画 / MOVIE

1997年10月・・・私は初めてインドを訪れた。
そしてムンバイで一本の映画を観た・・・のだが、
当時はヒンディー語はナマステ程度しか解らなかったし、
俳優さえも知らなかったのでタイトルも覚えていなかった。

ただ・・・太めの岡田真澄とルー大柴、
ジュディオングのような俳優が出ていた事。
そして岡田真澄とルー大柴がジュディオングに恋をする。
最後に全く関係のない若者が現れてジュディオングをさらっていく。
言葉は解らなかったがストーリーはこうだった。

そしてその映画が何だったのか知りたいと思っていたのだが、
その後、岡田真澄とルー大柴、ジュディオングが、
誰だか判らなかった。ところがこの引きこもり期間中に、
これだ!と言う作品が見つかった。間違いない・・・・

左からルー大柴、ジュディ・オング、岡田真澄。
まぁ当時はインド人はみんな同じ顔に見えたしなぁ。

どう? ジュディ・オング?

監督はコメディ専門のデイヴィッド・ダワン、
ワルン・ダワンの父親だった。さす画に面白い。

タイトルはヒンディー語で「陶酔」。

  <ストーリー> 

ラージ(アニル・カプール)はガファル(ジョニー・レーバー)と
組んでアミールプルと言う駅で列車のチケットに
手数料を上乗せして売り生計を立てていた。

ある日、輸送された大金を強奪しムンバイに逃げる。
空港でラージはネハ(ジュヒー・チャウラ)を見かけて一目ぼれ。
到着したホテルでネハを見つけて近づく。ネハは精神科医だった。
自分はアメリカにすむ実業家を名乗り、
ガファルと一緒に一芝居うってネハに告白するラージ。

そのホテルに裕福な実業家(アヌパム・ケール)の
息子ブンヌ(ゴビンダ)も宿泊していた。
ブンヌは火と水、高所恐怖症で歩行に問題もあった。
ネハにカウンセリグを受けたブンヌもネハに惚れてしまう。

ネハは叔父の結婚式の為にクリニックを休業した。
休業を知ったラージとブンヌは共に警官に化けて、
連絡先を聞きにクリニックへ行く。住所を知った二組3名は、
それぞれ結婚式のあるウーティへ向かう。

ラージは崖から転落したブンヌを助けたり、
不良に絡まれている所を助けたが、
ブンヌが恋のライバルだとは知らなかった。

ラージはあの手この手でブンヌを遠ざけようとするが、
全てが裏目に出てブンヌとネハは近づいていく。
そしてブンヌはネハを愛し関わる事で、
火と水、高所恐怖症や歩行問題も解消して行った。

結婚式が終わり、みなムンバイに戻る。
そこでラージはブンヌにティナと言う女性を近づけ、
動画を撮りネハとの関係を悪くしようと試みる。

ネハの父親とブンヌの父親は幼馴染だった事も解る。
ところがアミールプルの警官がラージを逮捕するために来て、
ラージが悪人だった事がバレてしまう。

ネハは父親に結婚は自分で決めると宣言し、
ブンヌとラージを裁判所に呼ぶ。
二人はてっきり自分と結婚するものと思い、
新郎の支度をして裁判所に行くが・・・・

そこに颯爽とサルマン・カーン登場!!
ブンヌとラージは証人として呼ばれただけだった。

 出た!!何の脈絡もなく、いきなり登場!!

 と言うわけで、話の内容はほぼ覚えていなかったのだが、
 大筋は大正解だったのだった。 
 当時アニル・カプール40歳、ジュヒー・チャウラ29歳、
 ゴビンダ33歳、サルマン・カーン31歳。
 あれから23年・・・この4人に全く気がつかなかった。
 みんなけっこう大御所だったのに・・・。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする