2005年の作品で、タイトルはヒンディー語で「雨」。
主演はボビー・デオル、SRKの映画でいい味出していたが、
実は往年のスター、ダルメンドラの次男だった。
こうやってレビューを書く時に出演者を調べるのだが、
ボビーの事は初めて調べた・・・。ちなみに、
サニー・デオルはダルメンドラの長男である。
やっぱり映画界は2世俳優多いのであった。
共演はビパシャ・バスとプリヤンカー・チョープラ。
<ストーリー>
少年時代のアラブが幼馴染のカージャルとキスするシーンから始まる。
時は流れてアラブ(ボビー・デオール)は、
カーデザイナーを夢見てアメリカの自動車修理工場で働いている。
ある日、運が良くなると言われた寺院へ行き、
アンナ(ビパシャ・バス)と運命的な出会いをする。
運命を信じるアンナはアラブに惹かれ始めるが、
アラブはBMW社に就職が決まり仕事に集中していた。
ある日、社長から仕事の成果が認められたアラブは、
アンナが内輪で開いたパーティの後に告白する。
そしてアンナが社長の孫だった事が判明する。
(ついてるね。)
ところがアラブの父親が病気になったと言う手紙が来て、
アラブはインドへ戻る事になってしまう。
インドへ戻ったアラブは家への道中で昔の事を思い出す。
カージャルの祖母の働きかけにより、
幼少時に二人は結婚の約束をするが、
アラブは進学するために地元を離れ勉強している間に、
アメリカへ行きカーデザイナーになる事に集中していく。
卒業した時にアラブの両親もカージャルとの結婚を進めたため、
アラブは仕方なく結婚式を挙げてすぐにアメリカへ渡った。
アメリカに渡って3年が経っていた。
事実上の結婚生活はなかったがアラブとカージャルは、
結婚している事になっているため、
アラブはカージャルに離婚を切り出す。
アラブの家族もカージャルと3年暮らしており、
家族になっていたためアラブに考え直すように言うが、
アラブはカージャルを愛した事はないと言う。
カージャルはアラブとの名前を記した服飾の会社を興しており、
順調に売り上げを伸ばしていた。カージャルは離婚届にサインをする。
二人は思い出の地をたどり心が通ったかに見えたが、
そこへアメリカのアンナから電話が入る。
アラブがなかなか戻ってこないため、
祖父と一緒にかインドへ結婚式を挙げるために来ると言う。
そしてアンナはカージャルに会い、カージャルはアンナに、
アラブは自分の事を愛した事はなかったと告げる。
アンナとアラブの結婚式が行われている途中に、
弁護士が現れて離婚が成立していない事を告げる。
なんと離婚届にアラブのサインがなかったのだった。
運命を信じているアンナはアラブに言う。
カージャルこそがあなたの運命であると・・・。
アラブはカージャルの元へ行き、
子供のころからいつも君と僕は一緒だったと言う。
そして二人は抱擁する。
ああ~。私も運命論者だけど、
相手が運命だと思っていない場合もあるからね。笑。
アメリカからインドまで来て運命じゃなかった事が解ったら、
笑えないなぁ・・・引きづるなぁ・・・。
立ち直るのに時間かかるなぁ・・・。
ちなみにボビー36歳、昨日誕生日だったプリヤンカ23歳、
ビパシャ26歳。