2014年の作品、タイトルは「ナヤンタラのネックレス」。
ナヤントラはコンカナ・セン・シャルマ演じるセレブな女性の名前で、
ティロタマ・ショーメ演じる普通の主婦との友情物語。
<ストーリー>
化粧しているナラヤンタラ(コンカナ・セン・シャルマ)のシーン。
ナラヤンタラがアルカ(ティロタマ・ショーメ)にワインの事などを
話して聞かせている。ナラヤンタラはセレブでありアルカは普通の
主婦である。アルカは世界の違うナラヤンタラに憧れを抱いている。
夫と息子と暮らしているアルカは毎日平凡な暮らしをしている。
アルカはフェイスブックを始め友人ギリッシュを見つけ会いに行く。
ナヤントラはアルカを自分の洋服で着飾って化粧をし、
自分の真珠のネックレスを身に着けさせて送り出す。
夜、アルカがナヤントラの家に行くと・・・ナヤントラと子供は
旦那によって射殺されてしまっていた。
その夜のアルカの回顧:ナヤントラからいろいろな話を聞いて
セレブの知識を得ていたアルカはセレブを装って会話する。
ギリッシュも自分の家庭の日常を話して聞かせるが、それは
アルカと似たような生活だった。それでもアルカはセレブを
演じ自慢話を続ける。
アルカはネックレスを外すとナヤントラの車のシートに置き、
夢から覚めて自分の家に帰っていく。
浮き沈みのない平坦な日常が幸せなのだろうか。
見栄を張って違う世界を演じたとしても、
それは現実ではないのだから、演じ終わったら
いつもの自分に戻るしかない。
自分に居場所は、そこにしかないのだから。