カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~シューニャター~

2021年02月12日 22時11分59秒 | 映画 / MOVIE

2018年の作品、タイトルはヒンディー語で「空性」。
ジャッキー・シェロフ演じるムンバイの殺し屋と、
母親の敵を討とうとする少年の話。

ムンバイの学のない少年なのでヒンディー語ではなく
マラティ語だったが英語字幕付きだったので何とか・・・。

これも「Royal Stag Barrel Select Large Short Films」。

  <ストーリー> 

マダール(ジャッキー・シェロフ)がターゲットを射殺する。
帰り道、チャイ屋の少年ティヌー(マチンドラ・カドカール)と
話している。母親を殺されたティヌーは麻薬を密売したりして
懸命に生きている。ティヌーは毎日警察に行って捜査状況を
確認するが6年経っても全く進展はなかった。

 おそらく低階層の人間が殺されても真剣に捜査を
 するとは思えないので放置しているのだろう。

マダールはティヌーに自分の子供時代を重ねていた。ある夜、
ティヌーは麻薬を買いに来た男が母親を殺した犯人だと気付き、
男の拳銃を奪って殺そうとするがマダールに止められる。

マダールは殺し屋を辞めて一緒にレストランを開こうと、
ティヌーに提案し学校に行かせてやると約束する。
そこへ先ほどの男が戻って来てティヌーを射殺してしまう。
マダールはまた殺し屋に戻って行く。

 ああ・・・無情・・・・・
 かわいそうすぎる・・・・

 マダールは冷血ではなく殺しに行った先でターゲットに 
 幼い子供がいる事を知って逃がしてやったりする 
 人間の心を持った男である。 
 
 マダールが殺し屋である事は仕方ないが、
 ティヌーのために足を洗って人生をやり直そうとしたのに、
 闇の世界で生きる人間はその世界から抜け出す事は、
 できないと言うのだろうか・・・。ああ無情である。

コメント
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