2017年の作品、タイトルは「傑作」。
普通のラブストーリーかと思いきや・・・・
これも「Royal Stag Barrel Select Large Short Films」。
<ストーリー>
カフェで女性の顔を盗み見ながらスケッチしているアビーク
(アクシェイ・オベロイ)、それに気づいた女性バーニ
(シムラート・カウル)はストーカーなの?と怒るが、
美しいのでスケッチしていたと答え、絵を渡して去る。
アトリエで再会した二人は惹かれ合う。アビークはコルカタ出身で、
バーニはチャンディーガルからムンバイに来ていた。
インドでは州同士で仲が悪い組み合わせがあり、
西ベンガル州(コルカタ)とパンジーャブ州(チャンディーガル)も
その一つである。他はケララ州とタミル州、マハーラシュトラ州と
ビハール州などなど。
アトリエには何も描いていないキャンバスがありバーニが問うと、
これはマスターピース(傑作)なんだと答えるアビーク。
ある夜、アビークはバーニをアトリエに誘い・・・・
ここでラブシーン・・・かと思ったら・・・・
まさかの戦慄の結末・・・・・バーニの口を押え、
何度も何度も刺すアビーク。そして花嫁衣装を着せ絵を描く。
描き終えたアビークが絵を持って秘密の部屋に入って行くと、
そこには同じ衣装を着た女性の絵がたくさん飾ってあった。
そしてまたカフェに座り、女性の顔を盗み見ながら
スケッチしているアビーク・・・・。
怖いっ! まさかの展開に思わず身震いしてしまった。
気に入った女性を殺しては花嫁衣裳を着せて絵を描く、
狂気の画家であった。