2019年の作品、タイトルは「日付」。
サイ・アーナンド監督のデビュー作品で自身の父親が亡くなった後、
母親が49歳で仕事を始めた事を題材にしている。
なお、面接官役のシャクティ・アーナンドは実の夫。
<ストーリー>
ある企業の受付で面接の順番を待つシャルマ夫人(シャマ・
デシュパンデー)。若い候補者達は次々と呼ばれて行くが、
シャルマ夫人は最後に残ってしまう。彼女にとって生まれて
初めての採用面接で緊張が極限状態になる。
面接官(シャクティ・アナンド)は履歴書の写真を見て驚くが、
シャルマ夫人を呼ぶ。そして夫人に座るよう指示するが、
全く夫人の方を見ないまま履歴書を見て、1975年卒業!
と驚きながら夫人を見て何かの間違いではないかと言う顔をする。
夫人はこれが生まれて初めての面接であり、年齢は関係ない、
仕事の経験はないけれど、夫が亡くなり、子供を育て上げ、
孫もいるが、その経験を活かしたいと語り、採用される。
面接を終えた上司を待っていたシャルマ夫人が食事に誘うと、
上司は従業員とは食事をしないと伝えるが、
夫人はまだ従業員ではないと強引に誘い出す。
この短編映画は母の日に封切られた。
職種にもよると思うが全く未経験者の採用は難しいと思う。
DATEは日付とデートとかけているのだと思う。