2019年の作品、タイトルはヒンディー語で「至急」。
<ストーリー>
クマール(ディヴァンデュ・シャルマ)はコールセンターで
働いているが全く成果が上がらないでいる。
ある日、通勤のバスの中で薬を売る男(イシティヤク・カーン)から
250Rs(約400円)の秘薬を購入する。本当に緊急の時にだけ
飲むようにと言われるがクリケットの試合の途中でTVが映らなく
なってしまった時に飲んでしまう。
すると・・・魔法のようにTVが映るようになる。
GFからメッセージの返信がなく落ち着かない時にも飲むが、
するとすぐに期待通りのメッセージが返ってくる。
コールセンターで仕事が上手くいかない時に飲もうとするが、
薬がなかったため失敗してしまう。クマールはバスを途中で降り、
薬売りの男を必死で探し、なんとかあるだけ買う事ができる。
ホッとしたクマールはバスに乗るが、隣の席の客が同じ薬を
バクバク食べていたので話しかける。男は1袋10Rs(約16円)
だから君もどうだい?と勧めて来る。クマールは車窓から薬売りが、
10Rsの袋から250Rsの袋に薬を詰め替えているのを目撃する。
魔法の薬が自分の気持ちを左右していた事を知りクマールは苦笑する。
翌日、コールセンターで見違えるように自信を持って会話する
クマールがいた。
けっこう、面白かった~。人間は気分に左右される生き物である。
私もそうだなぁ。また役者がいいっ。こういうクスリとさせてくれる
短編映画が観たいなぁ。