カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~ガール・イン・レッド~

2021年06月05日 21時09分59秒 | 映画 / MOVIE

2016年の作品、タイトルは「赤い服の女」。
アビシェーク・チャッタルジーの小説「グッティ(よじれ)」に
基づいている。

ある作家とゴミ回収人と謎の女性の3人の物語。

  <ストーリー> 

作家の家にゴミ回収人がやって来る。男は回収したゴミをあさるため、
その家の秘密を知っていた。作家は回収人を観察する。

 インドではその地区を担当するゴミ回収人(カースト)がおり、
 一軒当たり一か月50~100Rs(約160円)程度で回収する。
 基本的には毎朝、家に回収に来る。ゴミの中から換金できる物を
 分別するため、プライバシーをも知る事になる。

階段ですれ違う女性が大金を渡し麻薬を買っていたのを見て、
作家は回収人からマリファナを買い家に招き入れ、
煙草を回し飲みしながら秘密を聞き出す。

作家はサプナと言う名前の女性を探していた。作家が回収人に
石膏で造られた女性の胸像を見せると、回収人は腰を抜かす。
ある時、回収人はある家のゴミ箱の中に謎めいたメモを発見し
それを手掛かりに女性の胸像を見つけ換金しようとしたが、
胸像は忽然と消えてしまっていたと話す。

 このメモは英語で書かれていたが、ゴミ回収人は文字が
 読めるはずがないと思った。学校に行っているとも思えず、
 英語はおろかヒンディー語ですら読めないのでないだろうか?
 それからゴム手袋を着用していたが、普通は素手である。

作家はサプナと出会い交際していたようで胸像はサプナが
創ったものだった。サプナは殺されているようで、作家は
その犯人を捜していた。作家は気を失って倒れる・・・。

サプナを殺したのはゴミ回収人で、それを知られたので、
作家を殺そうとしたのだ。高笑いする回収人。

 ゴミ回収人は本物の回収人ではなく(英語を読めたので)、
 自分をサプナを殺した犯人だと知った作家を殺すために、
 回収人を装って近づいたのだと思われる。

コメント
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