カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~D ~

2021年06月26日 21時33分59秒 | 映画 / MOVIE

2005年の作品、ランディープ・フーダの出世作となった。
Dは様々なイニシャルを表している。主人公の名前(デシュ)、
ヒンディー語の単語である国(デシュ)、敵(ドゥシュマン)、
友達(ドースト)。それらのイニシャルを取って主人公が
立ち上げるアンダーグラウンドの組織が「D」である。

  <ストーリー> 

ムンバイの街を背景にハシムと言うギャングが
この国(街)は自分のものだと語っている。

一方、ドバイで働いてたデシュ(ランディープ・フーダ)が
母親が亡くなり帰ってくる。妹の結婚式と父親の警察官の
退官に際した後、偶然にも殺人事件の目撃者となってしまう。

ギャングのマングリ(ラジュー・マバニ)の手下の仕業で、
マングリの報復を恐れたデシュは証言を拒み、敵対する
ハシムに取り入り舎弟になる。そしてマングリを始末する。

兄貴分のラガフ(チュンキー・パンデー)と共に、
勢力を拡大してい行くデシュに対してハシムの息子ムッカラーム
(スシャント・シン)とシャビール(ヤシュパル・シャルマ)は、
脅威を感じるようになっていく。

映画撮影の時に女優のバクティ(ルクサール・ラフマン)を
セクハラから救ったで付き合うようになる。

 昔から映画界とギャングは繋がりが深いし、女性は助けて
 くれた男性に惚れるというのもよくあるストーリー。

デシュを疎ましく思ったムッカラームとシャビルはハシムに助言し、
デシュとラガフをグジャラート州へ飛ばす。しかしデシュは
グジャラート州でも勢力を伸ばし手中に収める。

ムッカラームとシャビルはラガフを始末しデシュをも襲うが、
デシュはバクティと共に逃げる。そしてハシムの息子と手下達を
全て始末しギャングの帝王に成り上がり、勢力を外国にまで伸ばし、
アンダーグラウンドの組織「Ⅾ」を立ち上げる。

 今でこそランディープは自分の演技を確立しているが、
 それはこの作品が原点となったとは言う事は疑いがない。
 静の中にある凄みや、地に足がついて安定感のある演技、
 派手さのない(クサくない)身のこなし。

 お茶らけた役柄ももちろんこなすがベースはこれである。
 陰のある役柄が似合っていると思う。個人的には・・・
 「ラブ・アージ・カル(2020年度版)」が好きだけど。

コメント
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