WBOアジア太平洋Sバンタム級チャンピオン 日本同級チャンピオン
井上 拓真 (大橋) 古橋 岳也(川崎新田)
15勝(3KO)1敗 28勝(16KO)8敗2分
古橋は1回目の計量で600gオーバー、
1時間15分後2回目の計量でパスしたが、
時間の計算を間違っていたらしいのだが・・・・
えっ? 〇月〇日〇時〇分に55.3Kgになるって
計算できるの? ボクサーって凄い。
写真左側:緑色と白色のトランクスが井上選手。
写真右側:市松模様のトランクスが古橋選手。
1ラウンド:井上選手の左ジャブがシャープ、前進する古橋選手を
近距離で良く見て右アッパーで上手くさばいている。
(井上選手:10-9:古橋選手)
2ラウンド:古橋選手が詰めて行くが井上選手がコンパクトに
左フック、右アッパーと上手く当てている。古橋選手がロープに
詰めて連打するがヒットは少ない。井上選手が余裕を持ってかわす。
古橋選手は右目の上をバッティングでカット。
(井上選手:10-9:古橋選手)
3ラウンド:古橋選手が前に出るが井上選手が左ジャブで
さばいている。古橋選手がロープに詰めて連打しても
井上選手の右アッパーから左フックにつなげる。
(井上選手:10-9:古橋選手)
4ラウンド:古橋選手の入り鼻に井上選手の左ジャブが当たる。
古橋選手が強引に詰めるが井上選手がステップでかわし、
細かいパンチを当てる。右アッパーが有効的、そして連打。
(井上選手:10-9:古橋選手)
5ラウンド:出入り鼻にパンチを浴びても古橋選手は前進。
ロープに詰めてボディを連打。井上選手の右アッパー。
(井上選手:10-9:古橋選手)
ここでオープン・スコアリングシステム。私に採点では、
井上選手のフルマーク(50-45)。公式ジャッジ三者と同様。
6ラウンド:古橋選手がコーナーに詰めて行くが井上選手は、
冷静に対応し左アッパーから連打。
(井上選手:10-9:古橋選手)
7ラウンド:同じ展開。古橋選手が出て行くところに、
井上選手が左ジャブ。古橋選手がロープに詰めて連打するが、
あまり当たらない。逆に井上選手の細かい連打。
(井上選手:10-9:古橋選手)
8ラウンド:接近戦でも井上選手がコンパクトに当てる。
ディフェンスが素晴らしい。
(井上選手:10-9:古橋選手)
9ラウンド:古橋選手が前進するが井上選手が細かく当てる。
一方的に見せない古橋選手は前進と手が止まらない。
(井上選手:10-9:古橋選手)
10ラウンド:井上選手は当て続けるが古橋選手はタフ。
左目をカットするがこれは井上選手の有効打によるもの。
(井上選手:10-9:古橋選手)
11ラウンド:井上選手の右ストレートがクリーンヒットするが、
古橋選手の前進と手数は止まらない。
(井上選手:9-10:古橋選手)
12ラウンド:前進する古橋選手、かわして当てる井上選手。
(井上選手:9-10:古橋選手)
私の採点では、120-108で井上選手の勝利。公式採点は、
吉田、染谷が120-108、福地が119-109、
3-0の判定で井上選手の勝利。
井上選手のディフェンスの良さが発揮された試合だった。
古橋選手は物凄くタフで1ラウンドから全く変わらずに
前進し手を出していたが、パンチの正確さとディフェンスの差が出た。
フルマークにはなったが古橋選手の精神力と身体の強さが目立った。
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