WBA世界バンタム級チャンピオン WBC世界バンタム級チャンピオン
IBF世界バンタム級チャンピオン
井上 尚弥(大橋) ノニト・ドネア(フィリピン)
22勝(19KO) 42勝(28KO)6敗
2019年11月の対戦では井上選手が3-0の判定で勝っている。
当時26歳の井上選手は19戦目、11ラウンドに左ボディで
ダウンを奪っている。あれから2年半・・・ドネア選手は39歳、
年齢的な衰えはあるだろうし、上り坂の井上選手相手では、
前試合より厳しい試合になると予想する。ただ・・・
ゴロフキンのように歴戦の経験による対応力で
そこを補えるかも・・・とも考えられる。
見逃せないビッグマッチをネット観戦した。
1ラウンド:手の内を知った両者。オープニングパンチはジ
ドネア選手の伝家の宝刀の左フック。ジャブの差し合い。
ドネア選手の入り鼻に井上選手の左フック。右ストレート、
ワンツー、右ストレートがテンプルに入りドネア選手がダウン。
立ち上がった所でゴング。
(井上選手:10-8:ドネア選手)
2ラウンド:井上選手左フック、テンプルへの左フック、連打から
右フック。ドネア選手が身体を入れ替えて連打するが、井上選手の
左フックでドネア選手がふらつく。完全に脚に来ている。
襲い掛かる井上選手。ワンツーから左フック。ドネア選手がダウン。
1分24秒、井上選手のTKO勝利!
恐ろしいまでの進化・・・・。(溜息。)
5ラウンドまでに決まるだろうと思ったけど・・・。
予想以上に先に行っていた井上選手。圧勝・・・。
1ラウンドにダウンを取った右ストレートはテンプルに入ったが、
パンチをテンプルに当てて効かせるにはピンポイントしかない。
意外かもしれないが顎には倒せるポイントが何か所かあり、
多少外れても倒れる。しかしテンプルは一か所に当てる必要があり、
それで倒したと言う事は正確に当てていると言う事である。
これを観て早い決着になると確信した。
ドネア選手は選手生命を賭けてこの試合に挑んでおり、
並々ならぬ決意と準備をしていたと思われる。
しかし・・・モンスター井上尚哉は想像を超えていた。
恐ろしい・・・・どこまで行くのか・・・・。
3団体統一チャンピオンになり残すのはWBO。
向かうところ敵なしとは誰しも思うけれど。
ドネア選手をもってしてもこれだけの差があるとは。
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