WBOアジア太平洋Sライト級チャンピオン
日本Sライト級チャンピオン 日本同級8位
平岡 アンディ (大橋) 赤岩 俊(マナベ)
19勝(14KO) 7勝(5KO)3敗1分
両選手共に観た事はないが、平岡選手の19勝14KOって凄いね。
ガーナ人である父親がアマチュアボクシングをやってたそうで。
キャリアと戦績から考えて平岡選手の優位は揺るがない。
写真右側:黒色と緑色のトランクスが平岡選手。
写真左側:黒色のトランクスが赤岩選手。
1ラウンド:サウスポー平岡選手が右ジャブから左ストレート。
赤岩選手は出が出せない。平岡選手の左アッパーで赤岩選手ダウン。
立ち上がった赤岩選手だが平岡選手の重い右ボディ、フックに下がる。
平岡選手は余裕を見せて追わない。
(平岡選手:10-8:赤岩選手)
2ラウンド:赤岩選手が前進、平岡選手は下がりながら長い距離から
右ジャブ、左ストレート。右手は下げているが左手は顎をガード。
赤岩選手はガードを固めて前進し右ストレートを当てる。
平岡選手はダンスを踊って余裕を見せる。
(平岡選手:10-9:赤岩選手)
3ラウンド:平岡選手はフットワークを使いトリッキーに身体を
柔らかく動かし長い左右を振るう。赤岩選手はガードを固めて
前進するが出が出ない。平岡選手はノーガードからパンチを出す。
赤岩選手はガードしているのみで攻撃できない。
(平岡選手:10-9:赤岩選手)
4ラウンド:ガードを固めて前進する赤岩選手、動きながら
長い距離でパンチを出す平岡選手と言うパターン。
(平岡選手:10-9:赤岩選手)
5ラウンド:これが秘策か、赤岩選手がサウスポーにスイッチ。
コーナーに詰めて行って連打するが軽い。平岡選手は落ち着いて
右ジャブの連打とアッパー。赤岩選手の右が当たると平岡選手は
またもや効いていないポーズをとる。
(平岡選手:10-9:赤岩選手)
オープン・スコアリング・システム。誰が見ても50-44で
平岡選手の優勢。
6ラウンド:赤岩選手がサウスポースタイルで前進するが、
平岡選手のは左アッパーから右フック。勝負と見た平岡選手の
強烈な左右のフックから左アッパーで赤岩選手が防戦一方となり、
レフェリーが試合を止めた。1分24秒、平岡選手のTKO勝利。
実力が拮抗していたら平岡選手の良さが判ったかもしれないが、
余裕を持ちすぎていて遊んでいるように見えてしまったのが残念。
個人的にはダンスや効いてないポーズは嫌いだ。
相手をリスペクトしていれば出ないはずだと思うから。
期待の選手と言う事なので機会があればまた観たいが。
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