京都府亀岡市で2012年、集団登校中の児童らの列に車が突っ込み、3人が死亡、7人が重軽傷を負った事故は23日、発生から6年になり、現場の通学路では、遺族ら約30人が発生時間の午前8時ごろに献花して手を合わせ、犠牲者を追悼した。

 妊娠中だった松村幸姫さん=当時(26)=を亡くした父の中江美則さん(54)は事故後、別の事件で服役していた元受刑者の男性と仕事場で出会ったことをきっかけに、犯罪加害者の更生を支援する団体の設立を決意。

 「立ち直りを促すことで、犯罪による苦しみが繰り返されるのを防ぎたい」として、元受刑者などに講演や対話などの活動を行う。」

罪を憎んで人を憎まずの教えなかなかキリスト教の信者でも、実践出来ません。

今のような御時世で中江美則さん本当にご立派と思います。

罪を憎んで人を憎まず - 故事ことわざ辞典

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より一部引用

罪を憎んで人を憎まず

【読み】 つみをにくんでひとをにくまず
【意味】 罪を憎んで人を憎まずとは、犯した罪は憎むべきだが、その人が罪を犯すまでには事情もあったのだろうから、罪を犯した人そのものまで憎んではいけないという教え。

【罪を憎んで人を憎まずの解説】

【注釈】 『孔叢子』刑論にある孔子の言葉「古之聴訟者、悪其意、不悪其人(昔の裁判所では訴訟を取り裁くとき、罪人の心情は憎んだが人そのものは憎まなかったの意味)」から。
「憎む」は「悪む」とも書く。
聖書(ヨハネ福音書8章)にも「罪を憎んでも人を憎まず」という言葉があり、孔子の「罪を憎んで人を憎まず」と同じ意味と解釈される。
【出典】 『孔叢子』刑論
【注意】 「罪を憎んで人を恨まず」は誤り。

罪を憎んで人を憎まずの